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テス

1979年作品、ロマン・ポランスキー監督、ナスターシャ・キンスキー ピーター・ファース リー・ローソン ジョン・コリン出演。

19世紀の末、イギリスのドーセット地方にある村マーロット。 ある日の夕暮時、なまけ者の行商人ジョン・ダービフィールド(ジョン・コリン)は、畑の中を行く村の牧師に声をかけられた。 彼は地方の歴史を調べており、ダービフィールドが、実は征服王ウィリアムに従ってノルマンディから渡来した貴族ダーバヴィルの子孫であることを告げた。
突然の話に驚きながら、彼は家の者達に伝えようと、帰路を急いだ。 その頃、タ闇の野原では、白いドレスに花飾りをつけた村の娘たちがダンスを楽しんでいた。
その中に、ひときわ目立って美しい娘がいた。 ジョンの長女テス(ナスターシャ・キンスキー)である。 彼女は踊りを終えると一人で家に帰った。 ジョンからダーバヴィルの子孫であると聞かされた妻(ローズマリー・マーティン)は、早速テスをダーバヴィルの邸に送りこみ、名のりをあげて金銭的な援助を受けようと考えた。
家族の為にダーバヴィル家を訪れたテスは、着く早々その家の息子アレック(リー・ローソン)に会った。 彼はハンサムだが、なまけ者のろくでなしで、美しいテスを見るなり夢中になった。 そして、彼はいやがるテスを無理やり森の中で犯した。
アレックの情婦になったテスは、ある日の夜明けダーバヴィル家をぬけ出した。 両親のもとに戻ったテスは、やがてアレックの子供を産むが、わずか数週間でその子は死んだ。 
新しい生活をはじめようと、ある酪農場で働くことにしたテスは数人の娘たちと共に乳搾りに精を出した。 そこで、農業の勉強をしに来ている牧師の息子エンジェル(ピーター・ファース)と知り合いになったテスは、このまじめで静かな青年に心を惹かれた。 彼もテスに恋心を抱き、ある日、彼は正式に結婚を申し込んだ。
暗い過去をもつテスは、この申し込みを拒み続けるが、その悩みを手紙につづり彼の部屋の戸ロにすべりこませた。 翌日、何の変化も見せないエンジェルの態度に安心したテスは、彼と幸福の時を過ごす。 しかし、それも束の間だった。 手紙は床に入りこみ、読まれないままだったのだ・・・

長編ですね。
監督はロマン・ポランスキー、近作で記事にしているのは 「おとなのけんか」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13998910.html ですね。
主演はナスターシャ・キンスキー、「ワン・フロム・ザ・ハート」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15819139.html に出演していましたね。

物語は19世紀末のイギリスが舞台です。 そして裕福でないテスは、ダーバヴィル家に生かされたことで運命が変わっていきます。 アレックの子供を生むんですが、その子は程なく死んでしまい、彼女の翻弄の人生が始まっていきます。

なかなか彼女の移り変わっていく中で、女性としてだんだんと強くなっていく、いつしか回りも彼女に振り回されて行きます。
最後は悲劇で終わりますが、人生に振り回されながら、人生を終えていく彼女も、なかなか見所がありました。

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美しいテス

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しかしそれがゆえに

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彼女は人生に翻弄され

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漂っていく

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彼女に幸せは訪れるのか?

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