anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

金メダル男

2016年作品、内村光良監督・主演、知念侑李ダブル主演。

東京オリンピックの開催に日本中が沸いていた1964年。 長野県塩尻市に秋田泉一という男の子が誕生した。 父(平泉成)と母(宮崎美子)は会社の同僚で、慰安旅行の時に結ばれ即妊娠、そして泉一と名付けられる。
小学生時代に運動会の徒競走で1等賞に輝いた彼(大西利空)はその幸福感にとりつかれ、以降、絵画や書道、火起こし、大声コンテスト、鮎のつかみ取りに至るまでありとあらゆるジャンルで1等賞をゲット。 いつしか “塩尻の神童” “塩尻の金メダル男” と呼ばれるまでになっていた。
そして希望に燃え中学に入学するが、そこで彼(知念侑李)は自分の弱点に気が付くのだった。 彼は女の子に弱いのだった。 水泳で、息継ぎなしで50m泳ぐ泳法で、敵なし状態だった泉一だったが、隣で泳いでいた女の子に一目ぼれ、あえなく途中で溺れてしまってから、躓き始め、剣道の時も女性剣士に惨敗と、すっかり1等賞からすっかり見放されてしまうのだった。
泉一は、高校入学後に巻き返しを図るが、今まで井の中の蛙だった彼は勉強でもまったく通用しないし、運動も気が付くと遠く及ばなくなっていた。 今まで金メダルだけに没頭していた彼は気が付くと友人も一人もいなかった。
しかし映画をきっかけにやっとできた友人が竹岡啓二(ささの友間)だっ た。 そして彼に誘われバスケットボール部に入部、やっと楽しい高校生活が始まると思われたのだったが、彼は団体競技が極端に苦手だった。
そして彼はたった一人である部活動を始める。 それは “表現部”、しかしそこでの部活も、後輩女性部員・横井みどり(土屋太鳳)の突然の退部で、挫折するのだった。 壮絶な七転び八起き人生のはじまりに過ぎなかった…

原作・脚本・監督を内村光良、そして中学生から若い頃を知念侑李で、大人になってからはウッチャンがさらに主役まで。 秋田泉一の一代記ですね。
ウッチャンの監督作品は 「ボクたちの交換日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8925608.html を見ました。 しかしこの作品は監督と脚本、初監督作品は脚本・監督・主演、今作はとうとう自分の小説の作品かという事になりました。
上記以外に、木村多江ムロツヨシの出番が多いですかね。 またそれ以外にもチョイ役で多くの俳優さんたちが出演していて、ある意味豪華なキャストでした。
前作が、感動ドラマという感じだったので、今作は原作からしてお笑いど根性ドラマのテイストですね。
ちょうど私が見に行った回は、本編終了後、舞台挨拶がライブビューイングで流されました。 上記の6人が登場、監督のウッチャンから題名の金メダルにかこつけて、各出演者にそれぞれの金メダルが授与されました。
そしてウッチャンには知念君からお手紙が。 一通り撮影終了が終わった後、規定の時間が少し余ったので、そこでちょっと各出演者に一芸を披露してもらいましたが、知念君と、太凰ちゃんの求愛ダンスが良かったです(^^)
作品自体はいかにもウッチャンらしい作品という感想ですが、ライブビューイングで出演者の挨拶が見れたので、少しアップですかね(^^)

イメージ 1
一等賞を取った運動会、これが始まりだった

イメージ 2
初めての挫折

イメージ 3
描いた絵を美術部の教師が出品して賞を採る

イメージ 4
表現部の後輩

イメージ 5
そして上京

イメージ 6
憧れだったアイドル

イメージ 7
紆余曲折あって知り合う女性は?

イメージ 8