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彼岸島 デラックス

2016年作品、渡辺武監督、白石隼也鈴木亮平出演。

宮本明(白石隼也)は、2年前に彼岸島へ行ったきり行方不明になった兄・篤(鈴木亮平)を探すため、仲間を引き連れて島へと乗り込むが、圧倒的な数の吸血鬼と超巨大な邪鬼たちを前に絶望し、島から逃げ帰る。 それから一年後。 明たちは島に残された篤を救出すべく仲間とともに再上陸する。
吸血鬼に支配された彼岸島へ一年ぶりに戻ってきた宮本明。 島は前にも増して吸血鬼たちがはびこる魔の巣窟となっていた。
吸血鬼たちはもともと人間であった。 だがひとたびウィルスに感染した者は吸血鬼と化し、見た目は普通の人間とほとんど変わらないが、尖った犬歯がその証拠である。
また、吸血鬼となっても人間の血を吸わないでいる者は恐ろしい発作を起こし、「邪鬼」 と呼ばれる怪物に変異する。 彼らは完全に理性を失い、驚異的な怪力や生命力で生物と見れば見境なく襲うため、人間だけでなく吸血鬼でさえもその暴走を怖れていた。
わずかに生き残った人間たちは島内にレジスタンスの村を作り、反撃の機会をうかがっていた。 リーダーである師匠(声・石橋蓮司)は、吸血鬼を統率し、サイコジャックによって邪鬼の脳波を自由に操るマスターヴァンパイア、雅(栗原類)の存在に気づく。 何度でも再生する不死身の彼が島に吸血鬼ウィルスを蔓延させた張本人であり、すべての悪夢の元凶だった。
そんなとき、雅の力を無力にする唯一のワクチンがあると判明する。 一度は失われたと思っていたそれがもう一つあると知り、明は自ら危険を冒してでもそのワクチンを取りに行くと名乗りを挙げる。
友人の西山(阿部翔平)や師匠の娘の冷(佐藤めぐみ)、明の幼馴染みであるユキ(桜井美南)もそれに続いた。 その頃、明たちを探しに島へ来た加藤(森岡龍)は、吸血鬼に襲われていたところを友人のケン(遠藤雄弥)に助けられるが、ケンはすでにウィルスに感染していた。 さらに篤とも再会するが、篤もまた吸血鬼となり、雅の配下となっていたのだった。
レジンスタンス村の村人たちと協力してワクチン争奪作戦に乗り出した明たちだったが、一方で吸血鬼の側でも自分たちの脅威となるワクチンを人間の手に渡すまいと奔走していた。
行く手に立ちはだかる邪鬼の太郎や百目といった敵と戦いながらワクチンを目指す中、明はついに篤と対面する。 しかし篤こそ、雅の手先としてワクチンを手に入れるために暗躍するその人だったのだ。 だが島はさらに多くの吸血鬼や邪鬼で覆い尽くされ、吸血鬼の頭首・雅(栗原類)によって支配されていた。
吸血鬼と戦うレジスタンスとそのリーダー・師匠とともに、雅の動きを封じる特効薬501ワクチン入手のため明たちは奔走するが、新たな超巨大モンスターたちが彼らの行く手を阻むのだった。 やがて壮絶な戦いが始まり、絶体絶命の危機に陥った明の前に突如、篤が現れる…

深夜枠で、この前半部分が放送されていましたね。 前日譚だと思って観ていましたが、前日譚は2013年のドラマ版でしたね。 それは確か多少見ていたので、深夜枠の割には凝っている感じがしましたが、吸血鬼との戦いを島という閉鎖空間で1クールやるのは、正直よほどうまい設定がないとと思っていました。
これ原作はもう連載終了しているんですが、終了後続編が書かれ、今は配信でアニメ版も放映されているとのこと。 豊富な原作なので、映像化し甲斐があるのかもしれませんね。
私は今回はスルーするつもりだったんですが、この “邪鬼” という存在が面白そうなんで見に行きました。 人間体同士の闘いでは詰まってしまうところ、吸血鬼のなれの果てというか、異形の者にまで変化してしまう設定が面白い。 特に今回 “姫”の姿が夢に出てきそうで楽しかった(^^)
CGアクション満載の娯楽作品としては、いろいろある中そこそこでしたが。

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再び島に来た明

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生き残りの人間を統率する師匠

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吸血鬼の元凶の雅

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人間の成れの果ての邪気

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行方不明の兄

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しかし篤は吸血鬼になっていた

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さらに出てくる邪気

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