田舎の温泉旅館に転がり込み、仲居として勤め始める。 しかしそこは、ボンボン育ちの主人・花巻(仁科貴)と女将の由美(亜紗美)、板長の土田(津田寛治)が取り仕切っている今は閑古鳥が鳴いている所だった。
そして女将と土田は不倫関係にあり、他の仲居からケイコはいじめられ、由美にも叱られ通しだった。 そんな時、元寿司職人の澤田(松崎しげる)だけがケイコに優しく接してくれ、唯一の心の拠り所となっていた。
落ちぶれた旅館だったが、旅館の寿司は評判が高く、ある日、小松製薬の社長(手塚とおる)以下社員たちが賞味しにやってくる。 先妻一隅のチャンスだと思った主人や女将たちは、旅館を立て直すチャンスだと思い張り切るが、ケイコは初めから失敗の連続をしてしまうのだった。
そのとき、見るからに長髪でホームレスのような男(島津健太郎)が旅館の庭先に現れる。 そしてその男にかかると寿司がいきなり生命を持ち、ひとに襲い掛かってくる殺人兵器に変化するのだった。
そして早くも犠牲者が出てしまう。 いったいこの男は何もなのか? そしてケイコは一体どうなってしまうのか?…
監督は井口昇、井口作品と言えば 「片腕マシンガール」が一番良かったし、「富江 アンリミテッド」 「ヌイグルマーZ」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14090275.html も鑑賞しています。
また普通の作品にも出演 「ライアの祈り」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13169394.html では脇役ながら頑張っていました。 でも彼女はアクション作品では中心ですね。
井口監督のホラーアクション、「デッド寿司」 と聞けば、楽しい娯楽アクションホラーとわかりますよね。 お色気シーンもほんの少しというか、何の脈絡もないところに挿入されていましたが。
物語は至極単純で、この後寿司たちが襲いかかってくるという展開になっていきます。そ してどんどん殺されていくんですが、スプラッターかと思いきや、ゾンビ物になっていくんですね。
そこそこ可愛いくて、セリフ回しが独特な梨奈ちゃんのアクションを堪能できる怪作? ですね。 もちろん好みですが(^^)
ケイコは澤田が唯一の理解者だった
しかしすしが変身
襲い掛かってくる
戦うケイコ
すしに体をのっとられる人間
さらに増殖