anttiorbの映画、映像の世界

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恐怖ノ黒鉄扉

2013年作品、カルロス・アロンソ、ディダック・セルベラ、マルタ・ディアス・デ・ロペ、ラウラ・ガルシア、エウジェニ・ギリェム、アンデル・イリアルテ、ジェラルド・マルティ、マーク・マルティネス、ルベン・モンテーロ、アルナウ・ポンス、マルク・プジョラル、ミゲル・サンチェス監督、マリオ・マルソ、シャルロッテ・ベガ出演

15年前の4月1日、ひとりの少年がボイラー室に閉じ込められてしまう。 エイプリールフールのちょっとしたいたずらだったが、少年が閉じ込められたときに、このホステルを使っていた少女たちがシャワーを開き、ボイラー室はどんどん高温になってしまう。 
そして少年はその中で焼け死んでしまうのだった。少年の名前はフレディ(ジョアン・アマルゴス)といった。
時は流れて、9人の若い友人たちは、一緒にエイプリルフール日を過ごそうと1台のキャンピングカーで移動中、道に迷ってしまう。 しかしその中の一人が途中ホステルを見つけるのだった。 何とかそこで一晩泊めてもらうため、近くの店に行き、そこの連絡先を教えてもらおうとする。
しかしそこのホステルは今はもう営業をしていないといい、いわくつきなところだと言われてしまう。 しかし怖いもの見たさという事もあり、メンバーはそこでとりあえず夜を明かそうという事にするのだった。
しかしその中の一人の女の子は、そんな変な噂を嫌い、ひとりバスに乗って帰ろうとする。 しかしそんな彼女はなかなか来ないバスを待っている間、何者かによってバスに引き殺されるよう誘導されてしまう。
そして8人となった若者たちの恐怖の一夜が始まるのだった…

監督は、なんと12人の共同名義。 スペイン発のサスペンス、ホラーは、なかなか趣があるんですが、さてこれはどうでしょうか?
主に活躍というか、最後まで生き残るのはアレックス(マリオ・マルソ)とエヴァ(シャルロット・ヴェガ)ですね。 アレックスは、好きなエヴァをなかなかこちらを振り向かせられないもどかしさを引きずる少年ですが、いざ命が狙われるとなった時、ちょっとした勇気を見せます。
ほぼ主演のシャルロット・ヴェガはなかなか可愛いんですが、最初に殺される子もけっこう可愛い。 ただ、冒頭の眼鏡の少年が殺される(まあ少しは事故の感じはしますが)ところから、まあ復讐ものということがわかりますね。
短い作品ですが、最後のオチが何ともホラー仕立てというか理不尽さを感じる作りでした。
まあ羽目を外すのもほどほどにしないと生き残れないという作品でした。

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ボイラー室に閉じ込められたフレディ

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時がたち泊まる場所を探す若者たち

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廃墟のようなホステルを見つける

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しかしここはいわくつきの場所だった

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そして一人ひとり・・・

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