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アンデッド/ブラインド 不死身の少女と盲目の少年

2018年作品、ジャスティン・P・ラング監督、ナディア・アレクサンダー トビー・ニコルズ カール・マルコヴィクス マルガレーテ・ティーゼル出演。

母と二人暮らしの少女ミーナ(ナディア・アレクサンダー)は、母が連れ込む男の薄汚い目が嫌いだった。 ところがある夜、男は母だけでは飽き足らずミーナに襲い掛かってくる。 ミーナは抵抗するが、半死の状態にまで殴られ、森の中に捨てられてしまう。 だが、死んだと思われたミーナは姿を変え、人の肉を食べながら生き延びていた。
ミーナが隠れ住む森に足を踏み入れた者は町に戻ることはなく、一帯は“デビルズ・デン(悪魔の巣)”と呼ばれ、いつしか人々は寄り付かなくなっていた。
そんなある日、森に凶悪な指名手配犯が逃げ込んでくる。 ミーナは犯人の男を捕らえて殺害するが、その男は人質として盲目の少年アレックス(トビー・ニコルズ)を連れていた……。
 
これはなかなか面白い作品でした。
監督はジャスティン・P・ラング、作品はこれだけのようですね。
主演はナディア・アレクサンダー、ミーナ役ですが、アレックス役のトビー・ニコルズとも、今作で初めて見ます。
カール・マルコヴィクスは、「グランド・ブダペスト・ホテル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/11710404 に出演していました。
 
物語は、不幸な家庭に生まれたミーナのお話から始まります。 彼女は母の連れ込んだ男によって、殺されてしまいます。 しかし彼女は人間とは別の存在になり生き返り、恐ろしい悪魔となり、そしてそれが噂になっていました。
一方、この彼女が住んでいる森に、凶悪犯が車でやってきます。 彼女のえじきになりますが、凶悪犯は盲目の少年を連れていました。
ミーナは、その少年・アレックスを食べることはやめ、二人の生活が始まって行きます。
 
今作は、ホラーなんですが、奇妙な二人の生活が、何か微妙なバランスで展開していきます。 しかしもちろんこのままずっとというわけにはいきません。
ラストはちょっと物悲しいんですが、人間としての本能が残っていた彼女がちょっと痛ましいですね。
 

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凶悪犯の男

 

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しかしミーナに殺されるが

 

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盲目の少年が乗っていた

 

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ミーナは母の連れてきた男に殺されたが

 

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蘇って、人間を食っていた

 

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そして二人の生活が始まる

 

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