anttiorbの映画、映像の世界

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オーメン (2006)

2006年作品、ジョン・ムーア監督、リーヴ・シュレイバージュリア・スタイルズ、シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック出演。

6月6日午前6時、イタリアの病院。 米国人外交官ロバート・ソーン(リーヴ・シュレイバー)は、身重の妻が入院中の病院から突如呼び出しを受け急行する。 そこで知らされたのは母体の命は取りとめたものの子供は死産という悲報であった。 しかし、スピレット神父(ジョヴァンニ・ロンバルド・ラディス)と名乗る神父が近づいてきて、ちょうど同じときに出産と同時に母親を失った赤ん坊がいると教えられる。
神の意思に反するが、その子を我が子として引き取ってもらえないかとささやかれる。 もちろん妻には内緒だと言われ、ロバー トは躊躇をするが、それ以上に悲しむであろう妻のため彼はそれを受け入れるのだった。
ダミアン(ショーン・フィッツパトリック)は、ロバートとキャサリンジュリア・スタイルズ)のソーン夫妻に引き取られ成長していくのだった。 キャサリンは、わが子ダミアン (シーマス・デイビー=フィッツパトリック)を、愛情かけて育てていたが、彼女はもう子供を産めない体になったと言われていたので、なおさらだった。
しかし、ある日外交官夫妻亭でのパーティーの席上、遠くから大きな黒い犬がこちらを向かって唸っていた。 ダミアンの面倒を見たり、家事を引き受けていた家政婦がそれを見つけ、警戒をしていたが、いきなり彼女は2階の窓からダミアンと叫び、首にひもをかけ自殺をしてしまうのだった。
そして、不可解な死は、それにとどまらずダミアンの周りに起こっていく。
そんなある日、一人の神父がロバートのもとを訪れ、ダミアンにまつわる恐るべき事実を告げる。 彼はブレナン神父( ピート・ポスルスウェイト)と名乗り、彼はダミアンが実子でないことを知っているだけでなく、彼の母親について語り始めるのだった・・・

「4」まで作られたオーメンシリーズですが、リセットされることになり、2006年6月6日に、世界同時公開された力の入れようのリメイクとなった作品です。
昔の1作目のロバート役はグレゴリー・ペックでしたが、今作はリーヴ・シュレイバーが演じることになり、妻のキャサリンジュリア・スタイルズとなりました。 また重要なブレナン神父にはピート・ポスルスウェイト、キース・ジェニングスはデヴィッド・シューリスというグッと知った顔が多い配役になりましたね。
リーヴ・シュレイバーは 「スクリーム」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13693394.html http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13696194.html でコットン・ウェアリー役、「ウルヴァリンX-MEN ZERO」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10228542.html では実兄のヴィクター・クリード役でした。
ジュリア・スタイルズは、ボーン・シリーズhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7312110.html でニコレット役をしています。 ピート・ポスルスウェイトは64歳で2011年に亡くなりましたが、多くの作品で存在感のある役どころを演じていました。
物語はほぼ1作目通りに進行していきます。 忠実なリメイクでしたね。
興行的には、全世界でそこそこのヒットをしたようですが、クオリティとしては時代こそ変わり技術的には上がったものの、雰囲気の合った1作目を超えることはできなかったようですね。
前シリーズのファンにはちょっと物足りなかったのかもしれませんね。 それ以降続編の話はドラマ版が作られただけでそれもどうやら、今のところ終わったようで。

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母を見つめるダミアン

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ダミアンにぴったりつくベイロック

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キースとブレナンを調べに行くロバート

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そしてダミアンの本当の母の墓に行くと

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黒い犬がダミアンを守る

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