1991年作品、ホルヘ・モンテン、 ドミニク・オセニン=ジラール監督、フェイ・グラント、マイケル・ウッズ、エイジア・ヴィエーラ出演。
子宝に恵まれないカレン・ヨーク(フェイ・グラント)と弁護士の夫ジーン(マイケル・ウッズ)は、聖フランシスコ孤児院から女の赤ちゃんを養子にもらった。 その夜、子供を与えた院長(スーザン・チャップル)は発作を起こして死に、シスター・イボンヌ(ミーガン・リーチ)は十字架が逆さになるのを見た。
ディーリアと名付けられた赤ん坊は洗礼を受けようとした時、激しく泣き出し、その直後に神父は心臓発作であの世へ行ってしまう。
やがて、地方代議士のセックス・スキャンダルでジーンは議員に打って出ることになる。 クリーンなイメージのジーンは、当選したが、ディーリア(エイジア・ヴィエーラ)の身辺には奇妙な事件が連発するようになってくるのだった。
まず起こったのは、幼稚園の喧嘩相手の父親が交通事故で首を落としたのだった。カレンとジーンと言い合いになった後、走り出した車に大型トレーラーが追突、即死だった。
また、乗馬会で馬が異常興奮して落馬したり、科学館で 「お父さんは大統領になる」 と口走 ったり。
カレンはディーリアにジョー(アン・ハーン)という若い女性を子守につけた。 彼女はサイキック・パワーに造詣が深く、即座にディーリアの持つ邪悪の力に気づき、頃合いを見て仲間のいる超能力フェアの会場へ連れて行くが、霊能力者たちはディーリアを恐れ、どこからともなく火が起き、会場は火に包まれた。 ほどなく、ジョーは家の2階から転落死し、それを見たカレンは失神する。
ディーリアは一体どこで生まれた少女なのか? 反キリストは滅びてはいなかった…
3部作が終了した後作られた続編、今作ではエイジア・ヴィエーラ演じるディーリアが悪魔の子=反キリストになっています。 養子に子供を迎える時って、どこで生まれたのか? 誰の子供なのか? って重要ですよね。
孤児院からという事なので、ある程度不明なのはわかりますが、前3部作とは違い、いきなりわけのわからない女の子を養子にすること自体、アメリカはよくある事なんでしょうかね?
まあそんな細かいことは良いとしても、山犬の子という設定のダミアンとどこで結びつくのかがこの作品の肝となっていますね。
今作ではいち早く異常性を察知するのが母親で、フェイ・グラントが演じています。
監督はホルヘ・モンテン、 ドミニク・オセニン=ジラールの共同監督、二人ともテレビ作品を主に撮っているようです。
さらなる続編が作れそうなエンディングでしたが、まあこの作品はこれで終了、そしてリメイクとなっていきます。
シスター・イボンヌ、彼女がこの養子にかかわっていたが
成長したディーリア、そして周りで起こる死傷事件
カレンはディーリアの異常性に気が付く
そして彼女の周りに見える恐怖
そしてとうとうディーリアは・・・