anttiorbの映画、映像の世界

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ザ・レイド GOKUDO

2014年作品、ギャレス・エヴァンス監督、イコ・ウワイス主演。

インドネシアジャカルタ。 新人警官ラマ(イコ・ウワイス)は、最強武術 “シラット” を駆使し、マフィアとの壮絶な死闘でただ一人生き残った。 汚職警官のワフュ(ピエール・グルノ)を逮捕することに成功したSWAT隊員のラマ。 しかし、警察組織の大規模な腐敗は一人を捕まえただけではまだまだだ根が深かった。
ラマはその能力から潜入捜査官として特殊チームへの参加を勧められるが、チームが潜入捜査の邪魔になるという理由でワフュを即座に抹殺したのを目の当たりにし、一度はそれを拒否する。 
しかし、兄のアンディ(ドニー・アラムシャー)がタマ(レイ・サヘタピー)と繋がりがあった新興ギャング団ボスであるベジョ(アレックス・アッバド)によって捕縛され、殺害されたことを知ったラマは潜入捜査官になることを承諾する。 しかしそれは家族と長い別れをすることだった。
まず彼の仕事は、ベジョの組織、そしてベジョの組織と敵対する地元マフィアのバングンが仕切る2大組織を撲滅するため、逮捕されて刑務所にいるバングンの息子であるウチョ(アリフィン・プトラ)に接触を図ることだった。
新入りに対する刑務所の洗礼をすべてなぎ倒したラマは、はやくもウチョから接触を図られる。 しかし用心深いウチョは初めはただ威圧してくるだけだった。 
当初は数か月の服役という話であったが刑務所に入るために有力者である政治家の息子に重傷を負わせたうえ、刑務所でもウチョを殺害しようとした他受刑者を返り討ちにして殺害したことから、ラマは2年もの服役を強いられる。 しかしながらウチョを守ったことからバングン(ティオ・パクソデウー)に気に入られたラマは、出所後に礼として組織に入ることに成功し、ウチョの部下として働くことになる。
そんな中、政治経済を牛耳るインドネシア・マフィアの利権を、後藤組組長(遠藤憲一)とその息子ケイイチ(松田龍平)、後藤の片腕リュウイチ(北村一輝)ら在インドネシアの日本ヤクザが虎視眈眈と狙っていた。 マフィアの勢力を略奪しようと暗躍するヤクザたち。 さらに汚職警官を交え三つ巴の抗争が勃発する中、ラマはそこに単身乗り込んでいく…

やっと観れた続編、前作の「ザ・レイド」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8835168.html はとにかくノンストップアクションの凄まじい作品でした。 ガンアクションから肉弾戦、途切れない戦いに浸ることができた秀作でした。
さて、その爆発的な評価で作られた続編、なんと日本から3人のゲストを招いての作品、グレードアップしたんでしょうかね?
物語は戦いに生き残ったラマが、今度は潜入捜査官にさせられ、犯罪組織に潜入するお話。 各国映画ではよく見る設定ですが、そこはインドネシアならではの着色がなされています。 初めの刑務所入りのアクションでまず見せてくれますね。
今作は監督も脚本も前作と一緒ですが、国際的なヤクザ構想も入ってきて、ちょっと複雑な展開になっています。 だから1作目と色合いが変わっているんですね。
そしてあくまでも日本のキャストはゲストなんですね。 日本のファンとしたら、少しはアクションに絡んでよ…と言うところな気がしましたが(^^)
ノンストップのアクションではありませんが、ここ一番の盛り上がりはさすが。 そしてラストの粋な終わり方、次作もあるようですが、再来年以降になりそうとのこと。
ハリウッドリメイクも一応決まっているそうですが、続報が最近途切れていますね。まあ1作目のリメイクは、よほど腰を据えて作らないと、笑われそうですが。

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潜入捜査官に誘われるラマ

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そして予定通り刑務所に

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そこにターゲットのウチョがいる

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そして組織に入ることが叶うが、日本の勢力が

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三つ巴の様相になっていく

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