anttiorbの映画、映像の世界

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モンスターズクラブ

2012年作品、豊田利晃監督、瑛太主演。

見渡す限り雪原の真っ白な世界。 人里離れた山奥でたった1人生きる男、垣内良一(瑛太)。 日常のあらゆる俗物を捨て去り、飢えないために獣を殺し、食べ、眠り、貪るように読書し、日々ひたすら孤独と向き合う生活だった。
両親を失くした彼は、自殺した兄のユキ(窪塚洋介)、事故で死んだケンタ(kenken)以外に、生きているのは妹のミカナ(草刈麻有)だけだった。
社会と隔絶された場所で彼が生きる意味は、規制に縛られた日本社会のシステムを壊す事にあった。 その目的を果たすため、爆弾を作ってはあらゆる機関や企業に送りつけてゆく。
しかし彼の前に時折現れるのは、死んだはずのユキであり、ケンタであった。 いや それだけでなく、両親を含んだ家族さえも現れるのだった。 それは、夢なのか、幻想なのか?
そして遂に最後の偉業を達成しようとしていた夜、ケンタが現れる。 それは、良一の知られざる過去を暴き、運命を思いもよらぬ結末へと導くのだった…

これは72分の短い作品、監督は豊田利晃。 私は「ナイン・ソウルズ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/2500455.html を見ていますので、見終わった後同じ監督だと分かり、なんとなく作風に納得をしました。
幻想的な作品と言うか、多少オカルト的な要素もあり、現実なのか、夢なのかの狭間で生きている主人公という感じでした。
正直、難解な作品で、瑛太が演じる主人公のラストのインパクトが肝なんですが、72分が長く感じられる作品かな?

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ひたすら爆弾を作っている良一

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ユキがしばしば現れる

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たった一人のはずなのに

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顔に塗りたくり

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そして山を下り行動に出るが

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