anttiorbの映画、映像の世界

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ダーク・フェアリー

2011年作品、トロイ・ニクシー監督、ベイリー・マディソン、ケイティ・ホームズガイ・ピアース出演。

古い館の地下室に家政婦(エドウィナ・リッチャード)は主のブラックウッド(ギャリー・マクドナルド)を探しに行くが、うっかり階段を踏み外してしまう。 そこにはブラックウッドは確かにいたが、彼は家政婦の口に杭を打ち込み殺してしまう。 彼が欲しかったのがその女性の歯だった。
彼は穴の中にその歯を供え、「息子を返してほしい」と懇願するが、穴の中からは「子供の歯じゃないとだめだ」 と言われ、ブラックウッドもその穴に吸い込まれてしまうのだった。
建築家アレックス・ハースト(ガイ・ピアース)はロードアイランド州プロヴィデンスの郊外で、家主の失踪によって100年近く放置されていた屋敷ブラックウッド邸に、助手で恋人でもあるインテリア・デザイナーのキム(ケイティ・ホームズ)と住み込み、修復に携わっている。 彼には、ロスで暮らす別れた妻と小学生低学年の娘サリー(ベイリー・マディソン)がいた。 アレックスとキムは、両親の離婚で心を閉ざしたサリーを屋敷に呼び、一緒に暮らし始める。
しかしサリーに対して、別れた妻はこの屋敷で父たちと住むという話をしていなかった。 サリーは不気味なこの屋敷で暮らすことに、最初から不安を感じていたが、そしてもう一つ、彼女にはある声が聞こえていたの だった。
そしてその声が呼ぶ方向に歩いて行くと、そこにはあの地下室が、そっしてあの穴があるのだった…

監督はトロイ・ニクシー、他作品は見当たりませんね。 いまのところ今作しかないようですが、今後撮っていくんでしょうか? 主演の少女役はベイリー・マディソン、いろんな子役を演じているようですが、私は観るのは初めてかも?
そして父親役でガイ・ピアース、恋人役でケイティ・ホームズというちょっと豪華な配役です。
得てして、少女が遭う不気味な現象は、彼女しかわからず理解してもらえない、そして継母という存在が欠航理解者になるんですが、そこまではなかなか娘は心を開かないという、よくあるパターンですね。
“フェアリー” とは妖精という事ですから、“ダーク” がついていることから “良くない妖精”=邪悪な存在ということがわかります。 そして彼らはどうやら光に弱いのですが欲しいものを求めて地下から這い出してくるんですね。
それが冒頭画かれているんですが。
大概これは、この事件を乗り切ったことで、新しい家族の絆が築かれるという展開が予想されるんですが、そうはいきません(^^)
ちょっと悲劇的な感じで、実はもっと根深い禍根を残して終わるホラーになっていました。

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サリーが見つけた穴

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そこから彼女を呼ぶ声が聞こえる

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アレックスとキムと3人の暮らしが始まっていた

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キムも何かを感じる

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この屋敷には過去に

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そして何物かが

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