anttiorbの映画、映像の世界

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パラサイト


短気な性格の持ち主であるフットボールコーチ・ジョー・ウィリス(ロバート・パトリック)は今日も切れていた。 しかしある人物が彼に話しかける。
ドレイク校長(ビビ・ニューワース)は、その日遅くまで残っていた。 しかしそこに近づいてきたウィリス。 堅物な彼が校長にセクハラを仕掛けてくる。 気味が悪くなった彼女は彼から逃げ出そうとするが、ドアには鍵が掛けられていた。
中年女教師オルソン(バイパー・ローリー)がそこにいたので助けを求め何とか脱出するが、そのオルソンに襲われてしまう校長だった。
オハイオ州の田舎町、ハリントン高校。 アメリカのどこの都市にでもあるような平凡な高校で、いじめられっ子のケイシー(イライジャ・ウッド)は、グラウンドで奇妙な生物を見つける。 ケイシーはそれを生物の先生の元に持って行き、水槽の中に入れてみると、その生物は生き返ったように動き出した。
ケイシーと彼が思いを寄せる新聞部部長のデライラ(ジューダナ・ブリュースター)は、大量の水を摂取し、目付きや行動がおかしくなった教師たち、フットボールのコーチ、ウィリスをはじめ、中年女教師オルソン、校長のドレイク、生徒指導のバーク(ファムケ・ヤンセン)、生物教師ファーロング(ジョン・スチュワート)、保健室のハーパー(サルマ・ハエック)の変化を最初に発見するのだった。
彼らは生徒たちを次々に呼び出し、次々に襲いかかっていく。 またたくまにほぼ全生徒に寄生を完了させてしまった。 彼らの監視の目を縫って、運よく彼らの魔手を逃れたのは、ケイシー、デライラ、彼女の恋人でフットボールのエース、スタン(ショーン・ヘイトシー)、SFオタク で孤独癖のあるストークリー(クレア・デュヴァル)、転校生のメアリーベス(ローラ・ハリス)、優秀な頭脳を持ちながら自家製のヤクを売ったりする不良のシーク(ジョシュ・ハートネット)の6人だけだった…

これはもう数回見ている好きな作品。 ただただ好きな配役、SFという事でしか見ていませんでしたので、監督はノーチェックでした。な んと、ロドリゲスだったのに気づきびっくりでした。
また、イライジャ・ウッドはこの3年後に、「ロード・オブ・ザ・リング」 に出演、世界的ビッグネームになっていきますね。 そして「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14000088.html で監督作品に里帰りみたいな感じですね。
物語は、雨と共にやってきた謎の寄生生物の侵略もの。 そしてその生物にどんどん体を乗っ取られていくというお話です。 誰が人間で、誰がパラサイトなのか?
この作りは宇宙人の侵略ものでも王道のお話です。
ただその見分け方法を考えたのが、優秀な不良で、絶えずドラッグを持っているシークというのがまた良いですね。 ドラッグを使用してラリッたら人間というのが、何とも滑稽でした。
そして今作はこのパラサイトの大ボスの正体が面白いんですね。 意外というか、考えてみればそういえばあいつは…となるんですが。
何度見てもクライマックスのあのひな壇のシーンが印象的でした。

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苛められっ子のケーシー

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しかし学校が変わっていく

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転校生のメアリーベスと、シーク

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そして襲い掛かるパラサイト

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誰が生き残るのか?

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