そこまでは、なかなか楽しい夢を見ていて、それぞれ満足な朝を迎えていたので、家族は機嫌がよかったが、魚が出てきたという話をしたとき、同じ結末だったことに気がついた。
さらにその日幼稚園に行くと、友達の園児たちもやはりみんな同じ夢をみていたことがわかった。 そして先生たちも。
どうやら春日部の町の住民全体が同じ夢の空間にいたことがわかるが、そんな時転校生がやってきた。 彼女はサキ(川田妙子)という名前だったが、何かほかの園児たちに馴染もうとしないのだった。 可愛いサキに男の園児たちが群がるが、彼女は誰も相手にしないで、反感を買う態度をとるのだった。
その日も同じ夢の空間に入った春日部住民。 しかしその日は昨日とは違った夢の展開になっていくのだった。 いい夢を見た大人たちには、今日は悪夢が降りかかってくる。
そして色のない世界にドンドン落とされていく大人たち。 一方子供たちの夢はどんどん派手になり、見たい夢を見られるその世界で、風間くんは政治家、ネネちゃんはアイドル、マサオくんは漫画家、ボーちゃんは石といういい夢を見続けていた。
しかし、いつしか子供たちも悪夢に落とされていくのだった・・・
このGWはやっぱりクレヨンしんちゃんですね(^^)
公開直後は混むと思ってじっくり待ってから見に行ったのですが、それでもGW期間中は家族連れ、お子様がやっぱり多く、混んでいました。 見に行った前日は、大入り満員札止めでしたからね(^^)
今回のしんちゃんは夢の世界のお話。 そしてなぞの転校生・サキの登場。 もちろん彼女と、その父の貫庭玉夢彦が夢を操作しているのはすぐにわかるのですが、でもそれは何のためなのかが後々わかってくるんですね。
しんちゃん映画は、笑いの中に家族の絆と、友情がテーマとして入っているんですが、今回は先に友情を強く押し出していました。 そして家族は後半、野原一家というより、サキの家族に寄っていました。
泣ける作品というところまでは行きませんでしたが、バランスのいい話でしたね。