anttiorbの映画、映像の世界

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シン・シティ

 
赤いドレスの女は、バルコニーで震えていた。 女に近づく男(ジョシュ・ハートネット)しかし抱きしめた瞬間女はサイレンサーの音を聞きながら崩れ落ちた。「どこか遠くへ連れて行ってやる」
ハーディガン刑事(ブルース・ウィリス)は、引退の日にも幼女殺人事件を追っていた。 しかし彼は狭心症の持病を持っていた。 無理をしてこんな事件に首を突っ込むことは無い。 しかし刑事の修正がそれを許さなかった。
家に帰れば、最後の日にステーキを妻が用意をしているだろう。 しかし未解決の事件のため彼は車を走らせていた。
相棒ボブ(マイケル・マドセン)はこの事件の難しさのため諦めろと忠告をするが、彼は聞かない。 せめて応援を呼ぼうというが、11歳の少女・ナンシーの命が危ない。
犯人はわかっている、幼女殺人犯ロアーク・ジュニア(ニック・スタール)で、彼の父・ロアーク(ルトガー・ハウアー)はアメリカを裏から牛耳っている聖職者。みはりを倒したハーディガンだが、発作が起きていた。
薬を飲みロアーク・ジュニアを追い詰め、彼の耳と、右手と急所を打ちぬいた。 しかし後ろから彼は撃たれた。売ったのは相棒のボブだった。 裏切りだった。 彼は買収されていたのだった。
何発も撃たれるハーディガン、そして彼に寄り添うナンシーだった・・・

これは3話目のプロローグで、ここから話が始まりますが、この後3話の中の一つ目の話が始まります。
第1話の主役は、醜い傷跡が顔に残る仮出所中のマーヴ(ミッキー・ローク)。 ちょっと見誰かわからない感じですね。 彼もある殺人事件の犯人にされてしまいます。
第2話の主役は、ドワイト(クライヴ・オーウェン)で、恋人のシェリー(ブリタニー・マーフィ)につきまとう男、ジャッキー・ボーイ(ベニシオ・デル・トロ)を痛めつけるが、彼は実は警部補だったという話。
そしてこのプロローグの話になります。

モノクロなんですが、強調したいところに色がついているので、それが結構目立つ映像です。 そして主人公の語りで物語が進み、心の内を表していきます。
時系列を掴むのがちょっと難しい作品なので、あれ?死んだはずなのにという人物が出てきますし、死んでなかったのか!という設定もあり、結構自由度がある話ですね。
騙し騙され、裏切りもあり、容赦ない殺伐さも相まって、独特の世界観です。
上記以外にも、結構キャストが華やかで、ジェイミー・キングロザリオ・ドーソンジェシカ・アルバデヴォン青木の女優陣、イライジャ・ウッド、故マイケル・クラーク・ダンカン、などが出演。 それぞれ個性的な役で登場します。
イライジャ・ウッドデヴォン青木は一切口をききませんが、この二人が私は結構好きな設定ですね。
そして9年ぶりの続編が作られました。それは明日。
 
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踊るナンシーをひっそりと見つめるハーディガン
 
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傷だらけのマーヴとシェリ
 
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死んだはずのゴールディ
 
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たちの悪いジャッキーー、でも彼は
 
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かつては恋人だったドワイトとゲイル
 
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