2016年作品、羽住英一郎監督、山田涼介主演。
1年後の地球破壊を宣言した謎のタコ型超生物、通称・殺せんせーがなぜか椚ヶ丘中学校3年E組の担任教師となり、マッハ20の超速度で動き回るその超生物の暗殺が政府から落ちこぼれクラスの生徒たちに託された。 暗殺のタイムリミットまであと半年となった2学期。 学園祭の季節になっていった。
E組の出し物は、もも太郎の演劇と、模擬店の出店だった。 しかし出店はなんとE組の校舎前なので来るお客は期待できない。 力が入るのはやはり桃太郎になるのだが、主役をどうしても殺せんせーがやると言い出した。
しかしそこにはスナイパーが狙いをつけている。 ただ、殺せんせーはそんなことは何とも思っていない。あっという間にスナイパー・レッドアイ(阿部力)を仕留めたのだが、しかしもう一つの暗殺が迫っていた。 それはなんと、“殺せんせー”の名付け親だった茅野カエデ(山本舞香)で、彼女から触手が生えていた。 いったいいつ触手を?。
今までの一連の訓練を受けていた彼女は、殺せんせーの弱点、戦い方を心得ていて、追い詰められるせんせーだったが、このままではカエデの方が危ないと思った生徒たちは、彼女の命を救うため、殺せんせーを助ける選択をする。
どうして触手があったのか? そして彼女の正体は?
戦いが終わった後、茅野カエデに対して殺せんせーは、かつて死神と呼ばれた殺し屋だった過去を話し始めた。
しかしその話は、殺せんせーの正体、そして隠された真実があったのだった…
タコボースのような風体の殺せんせーですが、前作で、声の出演が二宮和也が演じていることがエンドロールで明かされました。 今作は、いよいよ正体まで明かされるんですね。
アニメ版も、原作もまだ続いていますが、映画は一足先にこれで終了ですね。
前作もなかなか見応えがある作品でしたが、しっかり続編に続くというつくりでした。最近は漫画原作が終了しないうちに映画がつくられてしまう、私はそれはちょっと賛成できないんですがね。
勿論クオリティが高い作品に仕上げないとというプレッシャーが発生しますが、作者も葛藤する気がするんですよね。 だから映画と漫画、アニメは別物、設定だけを貰ったものとして観る気に今はなっています(^^)
物語は、殺せんせーの正体、誕生、そして恋人? が明かされます。 そして一番重要なのは、どうして地球が無くなるのか、そしてどうして殺せんせーを暗殺するのかの理由がわかるんですね。
もちろん悪役が登場しますが、なかなか切ない話になり ますね。 ただ、あくまでも“暗殺”にこだわるという生徒が何か薄笑いを誘うんですがね。
アニメ版を必死に観ていますが、主人公キャラにちょっとギャップがありますが、それはそれで、今作もしっかりとした仕上がりになっていました。
残りわずかとなってきた暗殺期間
学園祭の出し物を何にするか
すっかり溶け込んだ堀部糸成
しかし彼女が
そしてビッチ先生