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リディック:ギャラクシー・バトル


全宇宙の支配を目論むネクロモンガーの王、ロード・マーシャルとなった凶悪犯罪者リディック(ヴン・ディーゼル)、しかし、部下のヴァーコ司令官(カール・アーバン)に裏切られ、銀河の彼方、荒れ果てた大地が広がる見知らぬ惑星に一人置き去りにされてしまう。
すぐに、ネクロモンガーからの刺客に命を狙われるが、間一髪命を助かったリディックは、この荒れ果てた惑星で生きていくのには、ちょっと体が鈍ってしまっていた。
巨大毒サソリや、エイリアン・ジャッカルとの戦いの中、だんだん感が研ぎ澄まされ、昔の野性が蘇ってくる。 さらにジャッカルを飼い慣らし、毒サソリの毒も、体に射ち込み耐性も取り入れるのだった。
だが、強烈な太陽と赤茶けた大地、朽ち果てた文明の星で、リディックのサバイバルは始まる。 彼は無人のシェルターを発見し、非常用ビーコンを発信する。
何とか“二人”での生活が始まった時、大金が懸けられたリディックを狙う賞金稼ぎがやって来る。 マチェーテを振り回すサンタナ(ジョルディ・モリャ)、ディアス(デイヴ・バウティスタ)ら野蛮な7人の傭兵部隊だった。リディックの首を入れる箱まで用意してきたサンタナ、生け捕りにする気は全くないらしい。
しかしそこにもう1機の宇宙船が現れる。 装備もしっかりしていて、防具も洗練されている。 ジョンズ(マット・ネイブル)率いる4人のプロフェッショナルな一団だ。そのなかには、女だてらに凄腕のスナイパー、ダール(ケイティー・サッコフ)もいる。
ジョンズは、サンタナに早速共闘を申し入れる。 しかし分け前が減ることを不服として、なかなか応じようとしないサンタナだが、早くもリディックはそんな2つの勢力に対して、行動を開始するのだった。
しかしリディックは、賞金稼ぎよりも、この惑星にあることが迫っていることに気がついているのだった…

前作の「リディックhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13882975.html はスター・ウォーズのような作品になっており、前々作の「ピッチブラックhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/4698794.html からガラッと世界観が変わったのを受け、この久しぶりの新作はどういった方向性になるのかが気になっていました。
どちらかというと、初作に似ている作りに戻した感がありましたね。 ただこのシリーズの監督は一貫して脚本も兼ねてデヴィッド・トゥーヒーが担当しているので、ちゃんと物語としては無理が無く繋がっています。
強烈な個性としてリチャード・B・リディックという存在がぶれない限り、どこであってもあのサングラスを取ったり外したりの光る眼の男は健在ですね。
今作ではダールを演じるケイティー・サッコフが紅一点、なかなかの存在感でしたね。 次作以降も登場してほしいですが、このシリーズはお忙しいヴィン・ディーゼルのスケジュールがどこで取れるかでしょうね。
物語は、似つかわしくない王となってしまったリディックの転落から始まります。 意図しない流れでネクロモンガーの王になってしまった彼には、全くに合わない。 女におぼれ、やっぱり放り出されてしまうんですね。
しかしそうじゃないと彼は彼でない。 いきなりの過酷な惑星で苦労こそしますが、やはり彼に懐いてくるエイリアン・ジャッカル、そんな“二人”の生活が意外といいんですよね。
そしてジャッカルが殺されると、彼の憎悪が爆発します。 そのシーンは圧巻でした。
本当に次回作はいつでしょうか? なるべく早く作ってほしいですね。

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彼の計略で

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この地に追放され、ジャッカルを飼うことに

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そこでの戦い

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やってきた賞金稼ぎ達

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ジョンズだけは何か目的が別にあるようだった

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