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ルームメイト

2013年作品、古澤健監督、北川景子深田恭子出演。

派遣社員として働く23歳の萩尾春海(北川景子)はある日、交通事故に遭って昏睡状態に陥ってしまう。 けっこう大きな事故だったが、幸いなことに命に別状はなかったものの、頭を強く打ち、片足は骨折。 しばらく入院することになる。
意識が戻った時に、ちょうどいた看護士の安藤リカ(大塚千弘)は、彼女に手作りの人形をくれるという。 しかし遠目にそれを見ていた看護士が何か声を出さずにこっちに物を言っていた。
数日後、事故を起こした運転手の工藤謙介(高良健吾)が保険会社の長谷川伸一(尾上寛之)と一緒にやってきた。 二人は同級生だったらしく、長谷川はなれた感じで、お詫びを言わせた後は、会話に割って入り、二人を直接話せないようにした。
そこにこの前の遠目に見た看護士・西村麗子(深田恭子)がやって来て、保険会社には気をつけたほうがいい、専門用語を言って丸め込まれるからと忠告してくれる。
春海はあまり友人もいないようで、母親ともうまくいっていないようだった。 派遣だったので、しばらく仕事も無くなってしまうと悩んでいた時、麗子の方からルームシェアをしないかと言われる。 彼女はこの病院を近々辞めるというのだった。
経済的に心配だった春海は、いろいろと合いそうな彼女の申し出をすぐに受けるのだった。
そして麗子が春海の家にいっしょに住むようになる。まだ松葉づえが取れない春海に代わって家事をしてくれる麗子、それだけでなく保険会社との交渉も、代理人として自分がやってあげるとまで言い出す。
順調なシェア生活が始まったはずだった。しかしだんだん麗子のおかしな面に春海は気がつき始めるのだった…

これも公開時に見たかった作品、なぜか近場で公開が無かったんです。
同名の洋画で1992年作品の「ルームメイト」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/4602985.html の日本版のリメイクなのかな? なんて思っていましたが。
物語は、事故シーンから始まるんですね。 そして病院に担ぎ込まれた女性荻尾春海が映るところからちょっと初めのトリックだったのはちょっと意外でした。 そこにいた初めに会った看護師、結構可愛い大塚ち千弘演じるリカなんですが、彼女を遠目に見ている麗子との出会いがまずキーポイントでしたね。
ただ物語の進行は、事件が起こった後の、高良健吾演じる工藤謙介の回想シーンで実は進行しているんですね。 ですので冒頭シーンも、本当は回想シーンなんです。 そこにタンカに乗せられる彼が映っているので? という矛盾点を感じるんですが。
そして春海に近づく、深田恭子演じる麗子なんですが、歳からしたらちょっと春海より上の設定ですよね。 でもほぼ同じ年齢のように接していくんですが、だんだん麗子のおかしな行動が描かれていきます。
ネタバレしないで書くのはきつい作品ですが、ところどころのヒントを繋いで行ってもちょっと無理があると思う作品でした。
病院から母親に電話するシーン、麗子が一人で会話しているシーン、そもそも二人が出会ってルームシェアするシーン、さすがにそれはちょっとという感じですね。
まあ予想を一人超える作りになってはいるんですが、美人女優共演というところで良しとしなくては? という事になりますか。

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謙介と春海

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麗子と一緒の暮らしを始める

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しかしで変なことが

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そして麗子が…

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さらに麗子と違う人格が

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