anttiorbの映画、映像の世界

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リアル鬼ごっこ ライジング 佐藤さんを探せ!

2015年作品、大畑創監督、竜跳、仁科貴出演。

少年たち3人輝男(竜跳)、圭吾(川口和宥)、想流(篠田涼也)は、放課後旧校舎の誰も使われていないところで遊んでいた。 一種の秘密基地のようで3人にとっては魅力的な場所だったが、見回りをしていた教師の村井(森田亜紀)に見つかってしまった。
抵抗するがつまみ出される3人、しかし世の中では連続殺人事件が起こっているので、村井は早く帰らせたいのだった。
ようやく見回りが終わり、やっと家の帰れることになった村井だったが、途中の道のわきでスコップで掘り返している男(仁科貴)を見つける。 不審な輩に足早に立ち去ろうとしたときに、男が叫びながら近づいてきた。「タイムカプセルはどこにある?」
知らないと言いながら村井は立ち去るが、男はスコップで彼女の頭を殴りしつこく聞き出そうとする。
一方3人は、村井が帰った頃合にまた学校に戻ってきた。 しかし、そこに男が紛れ込んでいた。 指名手配犯だと思った輝男は、逃げ出すのではなく、男にコンビニ弁当を食べさせ、仲良くなろうとし始める。 いったいどうしてか?…

この作品は、園子音監督の 「リアル鬼ごっこ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13258754.html 公開前に、リアル鬼ごっこの世界の前日譚を3本の短編にした作品の第1話です。
監督は大畑創、PFF(ぴあフィルムフェスティバル)で入選をして数本の作品を撮っています。私は「へんげ」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9705548.html という作品で見ていますが、なかなかの短編で、長編化してほしいと思った秀作でした。
今作は、リアル鬼ごっこの前日譚の短編、そしてちょっと頭の良い少年輝男が、指名手配犯に逆に近づいて行くというお話でした。
これがどうして前日譚なのか? それはこの犯人らしき人間の名字が○○なんですね。
そして鬼ごっこの原点がここから始まるんですね。
指名手配犯には懸賞金が欠けられている。 300万円なんです。 これは子供にとっては良い金額ですね。 さてどうしていくのか?

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今は使っていない旧校舎

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しかし見回りの教師に見つかり追い出される

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戻ってくると指名手配犯が、逃げずに弁当を食わせる

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そして輝男は…

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