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はなちゃんのみそ汁

2016年作品、阿久根知昭監督、広末涼子主演。

安武信吾(滝藤賢一)は、バツイチの男、彼は元妻と、子供を作りたくないと言われたことで離婚をしていた。 ある日、西日本新聞の長崎支社にいたときに大学院の合唱部の取材に来た、松永千恵(広末涼子)に一目ぼれをした。
それから信吾は彼女にぞっこん、積極的にアタックを始める。 順調に交際が始まり、そして結婚を前提の付き合いに発展するが、SEXの時に彼女の胸にしこりがあることが解った。
念のため病院に調べに行くと、彼女は「ごめん! 悪性」と簡単に信吾に答えるのだった。 すぐに左の乳房を取る手術を行う必要があるということだが、彼女の両親、松永和則(平泉成)と喜美子(木村理恵)が駆けつけてきたが、直前になって彼女は怯んでしまう。 しかし信吾から励ましを受け、姉の志保(一青窈)も駆けつけ、彼女は手術室に入って行く。
手術後主治医の加山医師(鶴見辰吾)から術後の説明があったが、彼は妊娠は難しいとはっきり家族に言うのだった。 たまらず病室を飛び出す信吾、喫茶室で和則と二人向かい合った時、信吾ははっきりと知恵と結婚したいという。 子供を諦めることになる、これから過酷な癌との戦いが始まることを告げられるが、信吾の決意は固かった。
そしての幸福な将来を夢見ていた千恵の抗がん剤での治療が始まるのだった。 一喜一憂しながら、何とか彼女は一区切りの抗がん剤治療を乗り切った。 
退院した彼女は、やっと信吾との結婚式を挙げることができた。
しかしなかなか消えない癌細胞、民間療法を頼り、規則正しい生活、和食の大事さ、保険のきかない治療で家族友人から借金をして何とか彼女の癌は消えた。
そんなある日、出産を諦めていた千恵だったが、突如妊娠していることが分かる。 しかし、産むということは癌の再発リスクが高まり、自らの命が危険にさらされるということであった。
喜ぶ信吾だが、彼女はがんの再発率の上がる出産に分切れないでいたが、父和則の「命をかけて産め。お前が死んでも子供が残せる」という覚悟を決めた言葉と、加山医師の「あなたが産んだら、他の同じような癌患者の希望となる」との言葉で彼女も腹をくくる。
産むことを決意した千恵は、はなを無事出産。 だが家族3人となったものの、幸せな日々は長くは続かず、千恵を再び病魔が襲い余命があとわずかと判明する・・・

この作品は見ようかどうか迷っていました。 そろそろ闘病記、特に癌患者さんの物語は辛いものが多く、やめようかと思っていましたが、ブロ友さんの記事を見て、ちょっとこれはと思い鑑賞しました。
若い人の癌との戦いは、なんとか小さくなったり除去しても、再発するケースが多く、若さが逆に癌細胞も元気にさせてしまう場合が多いですよね。
この主人公の千恵さんは、やはり遺伝なのか体質なのか、癌という因子が出やすいのかもしれません。
遺伝子治療というのがありますが、癌が発生しやすい遺伝子を持った人間がいるということも聞いたことがあります。
さてこの作品は、 題名通り、この後生まれてきて、成長してくるはなちゃんがもう一人の主役なんですね。 こういう家に生まれてくる子は、本当に天使のような存在です。
千恵さんは、自身がいなくなった後のことを始めから考えて、信吾さんと相談のうえ、始めから味噌汁を作るのははなちゃんの役割としてしまうんですね。
でも彼女は素直にその楽しさと、何か感じるんですね。 でもたった一度彼女が味噌汁を作るのをぐずるときがあります。 その時初めて千恵さんがはなちゃんを叱るんですが、そこは涙が止まりませんでした。
これは感動もあり、涙もあり、でも結構楽しい闘病記です。 早く癌という“病気”を駆逐する本当の方法が見つからないですかね。

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産む決心をする千恵

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無事に生まれすくすく育つはな

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千恵ははなに味噌汁を作る役目を

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うまか~

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姉の志保も手伝いに来てくれたとき…

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