anttiorbの映画、映像の世界

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ザ・フライ


物質移動と遺伝子組みかえの研究をしている科学者のセス・ブランドル(ジェフ・ゴールドブラム)は、自室の研究室で、物体移動の実験を繰り返しているが、なかなか成功には至らなかった。
ある日、エレクトリック展覧会の会場で、科学雑誌の女性編集者ヴェロニカ・クエイフ(ジーナ・デイヴィス)と知り合った。 ヴェロニカは、編集長のボーランズ(ジョン・ゲッツ)から、良い記事を書けというプレッシャーをかけられていた。 それは最近までボーランズと恋愛関係にあったことが理由の一つらしく、彼の中では何とかよりを戻したい気持ちがあるからだった。
そんな時ブラン ドルと知り合った彼女は、ブランドルの自宅兼研究室に招かれた。そこで見たのは、研究中のテレポッドを披露だった。 テレポッドとは物質転送装置で、生き物の場合は解体と再生により、遥か離れた場所に移動できるという画期的な発明だった。 ヴェロニカはスクープ記事にしたいと言ったが、発表するには早すぎるとして、ブランドルはそれを止めた。
ヴェロニカは、ブランドルの真面目な研究態度に徐々に惹かれはじめ、やがてベッドを 共にする仲になった。 テレポッドの実験は大詰めの段階を迎え、ヒヒを転送したが失敗し、ヒヒは肉塊と化した。 なかなか成功しないことにいら立っていたブランドル。
しかし、ヴェロニカの助言を得たブランドルは、それをヒントに改良を重ね、遂に生物の転送に成功した。 その時、電子部品がブランドルの背中に突きささり切り傷をつけてしまった。
しかしその時彼女は研究室にはいなくて、ブランドルはボーランズとヴェロニカの仲を疑うようになった。 せっかくの成功だったのに、やけになった彼は、酒を飲み、とうとう自分で実験をしてしまう。 そして見事転送に成功したかに思えたとき、実はテレポッドにもう一匹別の生物が紛れ込んでいたのだった、一匹のハエが…

「ハエ男の恐怖」 はハエが紛れ込んだ後すぐに、頭がハエのハエ人間が登場しますよね。 このリメイク版は、そこの設定を変えています。
その辺りを意識しないで見ていたので、変わって無いじゃんという感じで見ていましたが、徐々に変わっていくところはかえって残酷ですね。
その前に彼が突如、スーパーマンのように、いきなり驚異的な体力を見せるんですね。 鉄棒を体操選手の様にこなすところ、本人がやっているように見えましたが。
ジェフ・ゴールドブラムはこの後、「ジュラシック・パーク」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13335637.html 「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク 」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13340020.html  と科学者役で出演していきますが、今作のインパクトがやはり大きいですね。
ラストの儚さが何ともつらい作品、怪奇映画の宿命ですね。

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ブランドルのテレポッド

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一人で中に入ってしまう

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そしてだんだん変わっていくブランドル

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そしてとうとう・・・

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まさかの彼の子が

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