anttiorbの映画、映像の世界

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タイム・クライム

2013年作品、キム・ヒョンソク監督、チョン・ジェヨン チェ・ダニエル キム・オクピン イ・デヨン出演。

時間移動を研究していたウソク(チョン・ジェヨン)は深海エネルギーを利用したタイムマシンの開発に取り組んでいたが、投資企業から契約中止を示唆され、成果を示すためのテストランに急遽挑むことになる。
二人ペアで行うこの実験に、ソ・ヨンウン( キム・オクピン )が選ばれる。 彼女に恋心を持っているユ・ジワン(チェ・ダニエル)は、危険な実験なので自分が行くと志願するが、彼女はそれを断るのだった。 ウソクはこれが成功しなければ、実験は打ち切られることを予感していた。
二人は、“明日の午前11時” へのタイムトラベルに成功する。 滞在時間は15分で、タイムマシンを出る二人だったが、周りの風景は一変していた。 電源が落とされていて、研究所は廃墟と化していた。
ウソクは、監視カメラの映像を持って未来から現在に戻ってくる。 しかし、ヨンウンが間一髪間に合わなかった。 たった一人で帰ってきたウソク、しかしタイムマシンには、間一髪間に合った彼女が床の下にもぐりこんで意識不明で見つかった。
そしてウソクが持ち帰った映像には衝撃な内容が映し出されていた・・・

韓国作品では珍しい、近未来SFですが、ちょっとしたサスペンス・ホラーでした。
監督はキム・ヒョンソク、監督としての作品は初めて見ます。
そしてキム・オクビン、「一級機密」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15588808.html では正義を報道しようとする女性記者役をしていました。
そしてチェ・ダニエル、彼に出演作は初めて見るようです。

物語は、タイムマシンの研究者・ウソクが、やっと開発したタイムマシンに乗って見た悲惨な未来のお話です。 やっと成功したタイムマシンでしたが、翌日に行ってみると、変わり果てた実験施設でした。 たった1日の間に何があったのか? 監視カメラのデータを必死にコピーして持ち帰ってきますが、意識のないヨンウンが気がついたとき、監視カメラの映像を見てはいけないと言い出します。
しかしその映像には悲惨な未来が映っていました。

今作は、ウソクがタイムマシンを作った考えがキーポイントになりますね。 彼は妻を亡くし、失意の中に、ある意味執念のようにタイムマシンに没頭していました。 過去を帰ることが出来るのか? そんな視点が逆に皮肉な結果を生んでいく悲劇のお話ですね。

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タイムマシンの研究に没頭していたウソク

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そしてヨンウンと未来に

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残った4人は記念撮影

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しかし明日は一変していて

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意識がない常態で戻った彼女は、気がつくと驚くことをいう

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