anttiorbの映画、映像の世界

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新アリゲーター 新種襲来

2013年作品、グリフ・ファースト監督、ヨルダン・ヒンソン主演。

エイブリー(ヨルダン・ヒンソン)は久しぶりに故郷に帰ってきた。 父・ルシアン(リッチー・モンゴメリー)と、バド(クリストファー・ベリー)は彼女の帰りを喜んだ。 しかし、この湖は昔から鰐がいて大変危険だった。 ルシアンは鰐取りのベテランだったが、エイブリーは父のことを心配していた。
ここではロービショード家とドゥーセ家が張りあっていた。 お互いの敷地でたびたびもめているようだった。
しかしそこにいきなり鰐が現れた。 3m40cmほどある大鰐で、突然押しかかってきたのだが、ルシアンと、バドの奮闘でなんとか退治し、死体を確保することに成功するのだが、首が赤く、尾が鋭い鰐だっ た。
ラリーの店に行き、娘が帰ってきたことを村人に誇らしげに言うルシアンだが、そこにベントン(マット・ジェイムス)が飛び込んでくる。 大鰐にジョナス(ジミー・リー・Jr)が食われてしまったと言っているが、誰も信じようとしない。 ただ、エイブリー達はちょっと気になっていたが、その鰐はさっき自分たちが倒したと思い込んでいた。
久しぶりの地元で解放された気分になったエイブリーは、湖で泳ごうと入って行く。 そこに来た、恋人のデイサン(ジョン・クリス)と一緒に入った時、そこに現れたベントンが大鰐に突き殺されてしまう。
大きな尻尾で突き刺したのだった。 さっきと同種の鰐だが大きさが桁違いだった。彼を丸呑みにすると、満足したのかはなれて行った。
2人はルシアンたちに報告するが、明日から狩りが解放されるので、明日仕留めに行くとのんきなことを言っている。 しかしその後、保安官のランドリー(ニコイ・バンク)達がどんどん犠牲になっていく。 そして鰐たちは群れを持っているのだった…

そもそも 「アリゲーター」 を見たのが相当昔なんで、あまり覚えていませんでし たが、確か下水道でどうのこうのだったか?
今作は全くの新作というか続編ではないという事です。
ただ、これはなかなかの設定でしたね。 首のところが赤い大鰐、いつも感じますが、近年はCGで簡単にこういう作品が撮れてしまうし、ラストシーンなどは、昔なら無理だし、無理やり合成をすると何とも奇妙な絵になっていたことでしょう。
物語は主人公のエイブリーが村に帰ってきたことから始まります。 そしてこの村は二つの家が争っているんですね。 ロービショード家と、ドゥーセ家。 何かといがみ合っているんですが、エイブリーとデイサンが良い関係になっていくんですね。
しかしそれはなかなか親に言えない二人、特にエイブリーの父・ルシアンは頑固一徹なんですね。 そして どうやら継母のキャンディが、けっこう曲者でわがままババアなんですね。
でも一族の絆というんでしょうか、彼女は喧嘩をするよりここから再び出ていくことを考え始めます。 しかし、相手のデイサンはここに留まりたい、何か恋愛作品のようですが、隔絶されたところの2家族の対立、どこかで見たゾンビ映画の様ですね。
ネタバレをしないように書くのは難しいんですが、これはけっこうゾンビ映画テイストなんですよね。 こういうモンスターパニック系で、この展開は初めてかな?
どういうメカニズムで変化していくのか? これがなかなか面白いんですが、突然変異の怪物はやはり人為的な薬品とかが影響するんですね。
本家も確か成長ホルモンの実験用の犬を食べたワニの巨大化でしたから、設定はある程度こうなるんでしょうね。
まさかの展開に笑えた作品でした。

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エイブリーが却ってきことを喜ぶルシアンとバド

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湖で遊ぼうとすると

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巨大な尾で刺殺される

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恐ろしいほどの力

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そして別の鰐が彼女に

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そして…

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