anttiorbの映画、映像の世界

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悪魔のサンタクロース2/鮮血のメリークリスマス

1987年作品、リー・ハリー監督、エリック・フリーマン主演

精神病院のドアは開き、そこにはリッキー(エリック・フリーマン)と精神鑑定医のヘンリー・ブロッサム博士 (ジェームズL.ニューマン)がいた。  ヘンリーはリッキーの証言を録音していた。
その内容は、まず兄がどうしてああなってしまったかの話だった。 兄のビリー(ロバート・ブライアン・ウィルソン)は子供のころに両親をサンタクロースの格好をした強盗に殺され、サンタクロースがトラウマになってしまう。
そして孤児院の院長(ジーン・ミラー)の厳格さで、却って彼の精神はどんどん歪んでいく。
マーガレット(ギルマー・マコーミック)という優しいシスターのおかげで、仕事を掴んだのもつかの間、クリスマスでサンタの衣装を着せられて、彼はとうとう連続殺人鬼になってしまう。
そして最後に孤児院に行き、院長を殺そうとした時に射殺された。 リッキーはそれをしっかり見て いたのだった。
リッキーはふてぶてしい態度なのだが、どうしてここにいるのだろうか? それは、彼もそのため精神を病んでしまったからだった。 そして彼の目的は、兄や両親の死に対する復讐、そのターゲットは、院長だったが、やはり彼の行動の引き金になったのは、院長が言っていた、“罰”だった。 彼ら兄弟はその教えに支配されていて、その引き金がサンタクロースだったのだった。
しかし彼にも愛する人ができた。 たまたま彼がバイクを走らせているときにぶつかった車に乗っていた女性ジェニファー(エリザベス・ケイトン)だった。 彼女も今までにあったことのない不思議な雰囲気のリッキーを気に入り、付き合うようになったのだが、だんだん彼の本性がむきだしになって来る・・ ・

ビリー青年は、残念ながらある目的をもって孤児院に舞い戻りましたが、間一髪射殺され、孤児院での惨劇は回避されました。 これで、悲劇は無くなったと思いきや、なんとそこにビリーの弟、リッキーがいたんですね。
リッキーは両親惨殺の時は乳飲み子、記憶があるわけはないんですが、兄から聞かされていたんでしょう、詳細なことを精神鑑定師のヘンリーに話すんですね。 でもこのあたりはビリーが乗り移っているとしか思えないところです。
殺人サンタからビリーに、そしてリッキーにどんどん移っていく負の、恐怖の連さというところですね。冒頭の20分くらいは前作のおさらいで、何か昔のガメラ映画を観ているようでした(^^)
さて、今作もそうなんですが、 この兄弟は良い体をしているんですよね。 二人ともボディービルダーのような体をしていて、殺す相手を圧倒していくんですね。 力負けは絶対しない、ある意味ターミネーターのようなんですね。
年代的にそういう感じを取り入れているんでしょうかね? 回想シーンから、リッキー自らの犯罪にだんだん移り変わり、そしてこの後、この取り調べからも脱出していき、いよいよ兄弟の本懐を遂げようと、結局向かう先はあの場所なんですね。
さらなる続編の噂があったようですが、一応この作品で終わる感じです。
さすがに兄弟が尽きると(^^)

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取り調べを受けるリッキー

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しかしヘンリーを煙に巻く

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奇行に走るリッキー

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そしてとうとう殺人を

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そしていよいよ

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