11歳の少年マーク・スウェイ(ブラッド・レンフロ)は、ある午後、8歳の弟リッキー(デヴィッド・スペック)と一緒に近くの森に隠れてタバコを吸いに行く。 そこで2人は偶然車の排気筒にホースをつなぎ自殺しようとしている男(ウォルター・オルケウィック)を目撃する。
恐怖でパニック状態になっているリッキーが引き留めているのもよそに自殺を防ぐためホースを排気筒から引き抜こうとしたマークは男に気づかれてしまい自殺の道連れを強いられる。 男はマークにマフィアに殺された上院議員の死体の隠し場所を告げる。
男の隙をついて車外に逃げ、泣きじゃくるリッキーを抱えて陰に隠れるが2人を追ってきた男がピストル自殺を遂げるのを見てしまう。
リッキーは精神的ショックから植物人間状態になり入院してしまう。 マークは警察の事情聴取に口をつぐんでいた。 しゃべったら殺されると思ったからだ。
マフィアはすでに彼をマークし出す。 一方知事を目指す野心家の連邦検察官ロイ・ファルトリッグ(トミー・リー・ジョーンズ)もFBIとともにマークを追求する。 上院議員殺しの容疑者マルダーノ(アンソニー・ラパグリア)は、マフィアの依頼で、マークを探し始める。 マークは自分と家族を守るために弁護士を雇うことを思いつく。
全財産の1ドルで彼が依頼人となったのはやり手の女弁護士レジー・ラブ(スーザン・サランドン)だった。 レージーはファルトリッグとFBIを向こうに回して一歩もひけを取らず、マークの安全のために次々と意外な方策を考え出す。 彼女は辛い過去を持つだけに人の痛みを人一倍感じるのだ。 焦りを感じ始めたフォルトリッグはマークに召喚状を出して法廷で証言させようとする・・・
今作はマーク役のブラッドがいいですね。
そしてトミー・リー・ジョンズ、「アド・アストラ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/01/060000 が近作です。
物語は、二人の兄弟が森でタバコを隠れてすっていたことから、大事件に巻き込まれていきます。 自殺をしようとした弁護士、そのとばっちりで、救おうとしたマークが道連れにされそうになります。 引っ込み思案のリッキーが何とか助けようと必死に近づきますが、間一髪車から脱出、男はそのまま拳銃自殺をしてしまいます。
そして死ぬ間際、自分がどうして自殺するのかを話しました。 どうせマフィアに殺される、秘密を知った二人も狙われるといわれ、弟は何も話せなくなってしまい、マークも決して本当のことを話せなくなっていました。
しかしこのままでも危険を感じたマークは、地力で弁護士、レジーを見つけ出します。彼女はなにかを感じ、なんと1ドルで弁護を引き受けますが、それは彼女にとっても危険なことでした。
今作はなかなか面白いサスペンスですね。 突っ込みどころはあり、少年に上手く騙されるオトナたちが、呆れますが。
でも彼の行動力が難事件を解決に導いていきます。
ある男の自殺に遭遇した二人
そしてこの事件を追うファルトリッグ
そして弁護士の彼女を見つける
しかしその直後にマフィアに脅される
そしてレジー自宅に匿うが
彼は少年院に送られてしまう