anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

パーフェクトゲーム 究極の選択

2007年作品、トム・シャンクランド監督、ステラン・スカルスガルド、メリッサ・ジョージ出演。

ある夜お腹が大きな妊婦の死体が見つかった。 女の身元はシャノン(ローレン・フッド)という女性で、真っ先に疑われたのは、父親であろうウエスリー(マイケル・リーブマン)だった。
駆けつけたヘレン(メリッサ・ジョージ)は、まだこの署に来て日が浅いし、他の男臭い刑事の中では、異質の美人だった。 そして彼女の教育係は、ベテランのエディ刑事(ステラン・ステルスガード)だった。 
彼はすぐに、ウエスリーのギャング仲間の、ダニー(ジョシュア・オゴールマン)、ジャマール(ブレイン・ジョーダン)、ピエール(トム・ハーディ)の屯っているところにヘレンと向かうが、彼女にまずは聞き込みをさせる。
まだシャロンが殺された事実を知らない彼らは、ヘレンをからかいだすが、エディがシャロンが殺されたことを言うと、ウエスリーの居所を話し始める。 しかしウエスリーも、遺体で発見されるのだった。
死体には“WAZ”と読める文字が刻まれていた。
さっそく真犯人を探し始める警察たちだが、ほどなくして、ジャマールも殺される。 そして、エディは直接ダニーと連絡をし始めるのだった。
死体を解剖するとある薬物の反応が見つかった。 それはケタミンという物質で、それはこの近くではある研究機関にしかない物であった。 そしてエディと、ヘレンはそこに向かうと、そこにいたゲルブ博士(ポール・ケイ)は、急にエディに麻酔薬を打ち込み逃亡を図る。
ヘレンが追いかけ何とか取り押さえるのだが、実は彼は全く別の薬品の事で勘違いしているのだった。 しかし殺されたストリートギャングたちに、実は共通点があるのだった。
それは過去に起きたある事件であり、ウエスリー、ジャマール、ダニーたちもかかわっている事件だった…

日本未公開の作品、主演はメリッサ・ジョージですが、もう一人重要な役で、ステラン・スカルスガルドが出ています。 彼の役が初めから意味ありげなんですが、ヘレンのお守り役兼教育係のエディというベテラン実力派の刑事なんですね。
ステラン・スカルスガルドといえば、「マイティ・ソーhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6619019.html のエリック・セルヴィグ博士役でコミカルな役を演じていたり、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13646143.htmlでは、重要な教授役もしていました。
しかしこの残虐な連続殺人事件、真相はどっぷり猟奇的な復讐からの物でした。
“殺された”者たちの体に残されたWAZという文字、これがワズなのか、それとも違うのかから、だんだん捜査が進んでいくんですが、記事の最後に書いた、怪しいゲルブという医師がやはりキーマンでした。
もちろん彼が犯人ではないんですが。 また今作はもう一人有名どころの女優が出ています。
暗くて、怪しくて、ちょっとエグイ作品ですが、ラストのオチがまた醜悪ですね。 気持ちよくは決してありませんが、サスペンスドラマとしてはなかなか面白いですね。

イメージ 1
ある女性が殺され、ヘレンは調査に

イメージ 2
ヘレンのお目付け役エディ

イメージ 3
捜査は困難を極める

イメージ 4
そしてエディも

イメージ 5