2015年作品、ウェス・ボール監督、ディラン・オブライエン主演。
巨大迷路の出口を見つけ、なんとか脱出したトーマス(ディラン・オブライエン)やテレサ(カヤ・スコデラリオ)、ニュート(トーマス・ブロディ=サングスター)たちであった。 彼らは外の世界で、自分たちを迷路に送り込み、操っていたのが“WCKD(ウィケッド)”という組織であること知る。
しかし彼らの脱出を助けた組織に、彼らは施設に連れて行かれる。 輸送機を降りた彼らを、砂漠にいる危険な生き物をが襲い掛かるが、なんとか施設内に飛び込むトーマスたち。
その施設の司令官のジャンソン(エイダン・ギレン)は、トーマスを何故か優遇し、個人面接も求めてくる。 そこには彼ら以外にも若い者たちが大勢いた。 巨大迷路は一か所ではなかった。 各所にあり、そこを脱出した者たちが集まっていたのだった。
大概、最近ここに来た者たちだったが、エリス(ジェイコブ・ロフランド)という男が一番ここに長くいるということで、彼は何時も端の席で、一人で食事をとっていた。
食堂に皆が集まっていると、ジャンソンたちがやって来て、選抜メンバーを発表する。 呼ばれた者たちは、ある扉の奥に入って行く。 そこは厳重にロックされており、選ばれると皆喜んでその扉に入って行く。
しかしある夜、エリスにトーマスが呼ばれ、ダクトの中に入り、扉の向こうを覗いてきた。 厳重な部屋があり、そこに入った者は戻ってこないとエリスは言う。
次の晩、意を決して二人はカードを盗みその部屋に入ると、そこには見慣れない生物がいて、さらにその奥の部屋に行くと、出て行った者たちが体のチューブをつながれ、なにかを抜き取られていて、意識が無かった。
衝撃を受けたトーマスは、部屋に戻り、そこにいるメンバーとともにこの施設を抜け出すのであった…
前作「メイズ・ランナー」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13086839.html は、謎の塊の作品ながら、なかなか脱出劇あり、仲間の絆、犠牲があり面白かったですね。
ただあくまでも第一段階で切っていたので113分というコンパクトな作品でした。 そして迎えた第2弾のこの作品、けっこう132分の大作感ある作品になっていました。
前作で死んだメンバーに代わって今作では、何人か一緒に脱出します。 またこの後、やはり砂漠を進んでいくんですが、その先にはあっと驚く世界が見えてきます。
原作は4巻まで発刊されていて、5作目も出るみたいですが、映画では何作まで作るんでしょうか? どうやらまだまだ謎が続き、この世界がどうしてこうなったのか? そしてどこかで始まるだろう大戦争、そうなるとあと2作くらいできるかもしれませんね。
一応続編は再来年公開予定みたいですが、今作は結構盛りだくさんのアクション巨編でしたが、一瞬ゾンビ映画?と思っちゃいました(^^)