南北戦争末期の西部。 ジョー(C・イーストウッド)とテュコ(E・ウォラック)の二人はコンビを組んで賞金をかせいでいた。 テュコが人を殺し、賞金つきのお尋ね者となる。 そのテュコをジョーがとらえて賞金をうけとりテュコが絞首刑という寸前にジョーが救い出す、といった方法だった。
だが、この商売も次第にあぶなくなってきたので、ジョーはテュコを捨て、去っていった。 怒ったテュコは、ジョーを罠におとしてとらえ、砂漠の中で痛めつけた。
その時、南軍の兵士の死体をのせた馬車が疾走して来た。 その中に唯一人瀕死の兵士がおり、水を求めていた。 その兵士が墓地に隠した二十万ドルのありかを知っているというので、テュコは水を取りに行ったが、戻ってくるとすでに死んでいた。 そしてジョーはその墓の名を聞いていた。
墓地の名をテュコが、墓石の名をジョーが知っているということで、二人は相棒になるしかなかった。 二人は南軍の軍服を着込み、救護所へもぐり込んだが、その軍服のために北軍の捕虜となり、収容所にぶち込まれてしまった。
その収容所には以前から隠した二十万ドルをさがしていたセサンテ(L・V・クリーフ)がおり、二人はさんざん責められた。 が、ジョーがいくら拷問をかけても口を割りそうにない男だとみたセサンテは、同盟を結び一緒に金を捜すことにした・・・
さて 「続」 とついていますが、前作の続きではありません。
監督主演、そしてL・V・クリーフは引き続き出演です。
そしてイーライ・ウォラックが出演しています。 「ホリデイ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15280663.html に出演していました。 今後は昔の作品を見ると、どんどん出演作を記事にしていけるんでしょう。
物語は、ひょんなことで出会った二人が、騙しあい、憎しみ合い、助け合いながら、生き抜いていく作品です。 もちろん賞金稼ぎで、一攫千金を狙っている二人、しかし、途中で大金を隠している話を聞き出します。 しかしそこで断末魔の男から隠し場所を聞いたのが、その時瀕死の状態だったジョーでした。
そしてまずは彼を蘇生させる為、テュコは奔走します。
さて苦手な西部劇をどうして見たのかといいますと、今公開中のある作品をみるためなんですね。 そしてイーストウッドの新作 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15905272.html も公開されるためです。
今作は3時間に及ぶ長編でしたが、やっぱりラストはかっこ良く、ちょっとコミカルでした。