anttiorbの映画、映像の世界

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アイス・ジョーズ

2013年作品、スコット・ホイーラー監督、アレクサンダー・メンデラック

雪山で、二人の男・シュレダー(マット・ガンサー)とハッカー(ヴィニー・ペティグリル)が、スノボーですべっていた。 しばらく行くと立ち入り禁止の赤いテープが張られていたところにあたった。 しかし二人は全く気にせず侵入してしまう。
一方1台の車から、降りてきた男は監視員のデイルで、雪山に向かって何かを1発撃った。すべっている二人の近くに落ち、そこから得体のしれないサメのような生物が、雪の中から現れ2人をあっという間に襲い、殺してしまった。
スキー場には多くの客が滑りに来ていた。ウェイド(アレクサンダー・メンデラック)とマディソン(ケリー・キャトウィル)は、合流するはずだったシュレダーとハッカーから何の連絡もないことに不安を感じ、保安官のアダム(リチャード・グレッソン)に話をするが、今の段階では事件にはなっていないのでまだ動けないという。 まずは監視員に報告をするよう促すのだった。
そしてその夜、ロス(ジョン・ハンドリスター)という男性が3人目の犠牲になった。
この近くに住んで変人の噂のダフィー(ジム・クィメット)は、この正体をスカッカムと言い始める。 サメのような生物で、25年ぶりによみがえったと言い、騒ぎ始めるが、もちろん誰も相手にしない。 しかし次の日彼の買っている犬が一匹犠牲になった。
スキー場のオーナーのラース(エリック・ロス)は行方不明者が出るのはまずいとして、放送を入れ始めるが、手掛かりは一向に無かった。 そして犠牲者がまた一人出てしまった。 いったい“スカッカム”の正体は?・・・

これは巨大生物パニック作品という側面と、ホラー要素の入った作品ですね。 というのも、雪の中を泳ぐサメというのも、ちょっと常識から逸脱しているからですね。
これは冒頭の監視員の男が雪山に何かを打ち込むことが伏線になっているんですね。 それが今まで眠っていた怪物を起こしてしまいます。
そいつは数対いるんですね、そしてその秘密を知っているのは、ホームレスのようなダフィーという初老の男でした。 こういう存在は13日の金曜日にも登場しますが、大抵ちょっと危ない存在の人間で、世間からは逸脱していますから、警告を鳴らしてもだれも相手にしません。
“スカッカム”と呼ばれている雪中のサメ、彼らが登場すると周りが青白く光るんですね。そこが不気味でしたが、何かの化身であることがだんだんわかってくるとき、ある謎の東洋人の女が出てきます。
まあサメ映画の異色作品でした。

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雪の中から現れるサメ

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次々と襲ってくる、一匹ではない

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浮かれるスキー客

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ダフィーも犠牲に

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ここがそもそもの始まりの地点だった

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