2002年作品、デヴィッド・ワース監督、ジョン・バロウマン主演。
太平洋の底に電力ケーブルを設置しているダイバーの一団、しかしそこにサメが出現する。 パニックに陥るダイバーたち、そして一人が犠牲になってしまう。
6ヵ月後に、救助員ベン・カーペンター(ジョン・バロウマン)と彼のパートナー・イーサイ(ジョージ・スタンチェフ)は、エビをを捕えるために、海にドライブに出る。 そこで、ベンは海中で大きなサメ歯を見つけ、それが刺さって壊れた電力ケーブルを見つけまる。
しかし彼は歯を抜いたあと、他のダイバー二人につかまってしまう。 何か見ては行けない物を見てしまったのか?
すぐに開放されたのだが、彼はこの大きな歯が気になり、一人調べることにした。 しかしその派の持ち主が何なのか、どんな種類のサメなのか、正体を掴むことはできなかった。
一方キャット(ジェニファー・マクシェーン)という博物学研究者は、ベンの見つけた歯に注目をしていた。 そしてベンを探したどり着き、その葉を調べてみると、それは古代の巨大サメ“メガロドン”の歯ではないかという考えに至るのだった。 しかし有史以前の古代生物、本当に存在しているのだろか?
ベンは再び、友人のチャック(ライアン・カトロナ)と一緒に、再び海中に潜ることを画策し、サメの正体を調べることにするのだが、サメたちが海岸近くに現れ、とうとう犠牲者が出てしまう事態になるのだった。
このままでは、大きな被害が出てしまう。しかしキャットは、探究心を優先する学者であり、ビーチの管理者は、なかなか封鎖をする様子は無く、別の人物を雇いサメ退治をするため、彼らを邪魔者扱いにしていくのだった。
しかしなぜサメがビーチに集まって来たのか? そしてなぜケーブルに群がってくるのだろうか?
そしてどんどん被害が大きくなってくるのだった…
前作は「ディープ・ライジング」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14153350.html で原題「Shark Attack 3: Megalodon 」の続編というナンバリングの3作目です。
このシリーズは、有名なサメ作品「ジョーズ」のオーソドックスな路線を踏襲している感じで、とにかくサメが襲ってきて、それを退治するという手法で、まあそのサメがちょっと大きく、獰猛という事ですね。ただ、どうして人間を襲ってくるのか?、そして人間のいる地域によって来るのかが今作の焦点です。
また続編という事ですが、キャストは全く違い、物語の流れも特に続いているわけではありませんので、今作だけ見ても良いのかと。
監督は引き続きデヴィッド・ワース、ただ主役のベンにジョン・バロウマンが起用されているのが今作では気を引きますね。
彼の私が知っている代表作は詐欺師キャプテン・ジャック・ハークネス、これは有名なイギリスのSF作品「ドクター・フー」のサブキャラですね。けっこう厄介な奴なんですが、なんとこれがスピンオフ作品、「秘密情報部トーチウッド」になっていくんですね。
彼だけギャラが高かったのかな? なんて思いますが、今作の方が古いのでそうでもないかもしれませんね。
この「シャーク・アタック」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14151616.html シリーズはここまで、その後の続編はありませんが、今はもうこういうものではなく奇想天外のサメシリーズ全盛期になっていますね。