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讐 ~ADA~ 第一部 戦慄篇

2013年作品、白石晃士監督、仙石みなみ佐藤綾乃出演。

教育方法に定評がある進学塾・閃光塾、今日はディレクター高橋久未(泉妻万里)がスタッフを連れ、PR用のビデオの撮影をしている。 ここは理事長(犬飼若博)の独特な教育方針で、超人気進学塾になりあがった。
渡辺夕子(佐藤綾乃)、太田亜紀(舞川あや)、坂梨智子(伊藤麻希)たちは成績優秀で、特に周りから模範塾生と呼ばれる夕子はある日、塾のアイドルとして閃光塾の宣伝用VP撮影に参加していた。
授業風景を撮影しようというシーンになり、ここ独特の授業の風景を撮っている時、外の監視カメラに、二人組の若い女性の姿が映った。 しかし今はPRビデオの撮影にみんなが集中しているので、誰も気がつかない。
そしてその一人の女性が、警備員をなにか鈍器のようなもので殴り倒し侵入してきた。
そして、教室のドアを開け入るなり、女教師を殴り倒し、叫んだ男子生徒も殴り倒した。 彼女持っているものは持ちやすいハンマーだった。 しかし充分殺傷能力のあるものだ。
そして夕子、亜紀、智子を名指しして教室に残し、残りの生徒はすぐこの塾から退去させる。
さらに互いに殺し合うよう命じ、居合わせた高橋久未にその現場を撮影するよう指示を出す。 そして亜紀と、智子が殺し合いを始め、結局一人残った時、隙をついて夕子と久未が襲撃犯の二人にイスを投げつけ、その場を脱出する。 しかし残された二人は殴り殺されてしまう。
一体この襲撃犯の二人は何者なのか? どうして3人は狙われたのか?…

心霊ホラー作品を、POVスタイルで撮る監督ですが、こういうバイオレンスも得意なんですよね。 
いずれアップしますが、「殺人ワークショップ」 もバイオレンスですし、さらに前には「バチアタリ暴力人間」 「超・悪人」 「超・暴力人間」 など、結構えぐい作品がありますし、「ネ申アイドル総選挙バトル」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/2752120.html もその手の作品ですね。
さて今回は、アップアップガールズ(仮)を起用した女子高生のバイオレンス作品です。
これはこの第一部 戦慄編と、第二部 絶望編が対になっています。
そして冒頭から凍りつく作品となっています。 初めはなにか本物の塾のPRビデオを見ているようなんですが、一転、恐怖の教室で始まる地獄絵図、このハンマーで殴り続ける女子役の彼女は秀逸ですね。
主役の仙石みなみが、この冷酷な殺人犯を好演していますね。 「殺し合いをしろ」とかの脅し文句を叫ぶシーンは圧巻です。
いったいなぜ彼女達(もう一人マスクをした女性がいるんですが)は、こんな凶行に走ったのか?
そして衝撃のエンディング、その意味は、第二部で明かされます。

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ふたりの女性襲撃犯

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殺し合いをさせられる二人

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生き残った夕子と高橋久未だが

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そして夕子は反撃を試みる

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しかし…

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