anttiorbの映画、映像の世界

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人生万歳!

2009年作品、ウディ・アレン監督、ラリー・デヴィッド主演。

ボリス(ラリー・デヴィッド)は、かつてはノーベル賞候補になりながら、今ではすっかり落ちぶれてしまった物理学者。 今日もお茶を飲みながら、友人たちに、愚痴とも自慢とも取れる話をしている。
妻のジェシカ(キャロリン・マコーミック)は、朝の4時に起こされ、いきなり喚きだすボリスにうんざりしている。 彼はすぐ死ぬと言い出しまくしたてる。
設計の仕事をしているキャリアウーマンのジェシカには、彼のうんちくに付き合ってはいられない。 そして窓から飛び降りたボリス。
幸い日よけに落ちたボリスは、足を折っただけで命は助かったが、足を引きずって歩くはめになってしまった。 そしてジェシカと離婚した。
彼の生計は、子供たちにチェスを教える事。 しかし罵詈雑言浴びせるので、親はすぐに嫌がって辞めさせるが、それでも何人かは教え乞いに来るのが不思議だ。 彼はへりくだることを一切しないのだった。
ある夜、アパートに帰ろうとしたボリスは、南部の田舎町から家出してきた若い女性、メロディ(エヴァン・レイチェルウッド)に声をかけられる。 寒さで凍える彼女を気の毒に思ったボリスは、数晩だけという約束で泊めてやることにするが、世間知らずのメロディは冴えない中年男のボリスと暮らすうちに、彼こそ“運命の相手”だとすっかり勘違いしてしまう。 そんな二人の生活が始まっていき、彼の運命が変わりはじめる…

ウディ・アレン監督の40作目の記念の?作品。 ある意味天才のボリス、でもおそらく周りの人間は彼から見たらすべてバカなんでしょうね。 だから誰にも理解されないことから、孤独を味わっているように見えますね。
そしていつも死にたがってしまう。
そんな時の現れた田舎の純朴な娘・メロディ。エヴァン・レイチェルウッドが演じていますが、なかなか可愛い女性の設定です。
まあ何でもお見通しで、難しいことをいってなにか圧倒されるのが、憧れと勘違いされてしまうんでしょうね。
この後すんなり結婚に繋がりますが、こんな親子みたいな二人が続くわけはありませんというお話ですが、物語は二転三転、四転五転でした(^^)
人生というのは一寸先はわかりませんが、タイトル通りの“万歳!”なのか?それともこれが幸せなのか?
まだまだ人生は移ろうのではと私は思いましたが。
しかし相変わらずのウディ節でしたね。

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ボリスのところに現れたメロディ

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だんだん彼に惹かれていく!

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メロディを折ってきた母のマリエッタだったが

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ボリスの悪友たちが、実は

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メロディも現実に気がつく

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