anttiorbの映画、映像の世界

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SUSHI GIRL

2012年作品、カーン・サクストン監督、トニー・トッド、ノア・ハザウェイ、マーク・ハミル出演。
 
オープンテープが回った。 録音が始まった。 いったい何の音を録るのか?
控室にいた女(コートニー・パーム)は、葉巻を吸った男(トニー・トッド)に早く行けと言われる。 女が行った場所は大きなテーブル、そこで全裸となった女が上を向いて寝た。 そこに寿司職人(千葉真一)が盛り付けをしていく。 彼女は女体盛りを務める女だった。
職人は言う、「忘れるな、お前は器だ。誰とも話さず、目を合わせるな。何を見聞きしても、絶対に動くんじゃない。」 女体盛りは完成した。
強盗の罪に問われたフィッシュ(ノア・ハサウェイ)は服役していた6年間を終え出所した。 すぐに家に電話をかけたが、始めは子供が出たが、妻が出ると切られてしまった。
外に出ると、大柄なスキンヘッドの男が待っていた。その男の車に乗ると、無言のうちにある屋敷に連れて行かれた。
そこに来たのは、フィッシュのほかに葉巻を吸っていたデューク、クロウ(マーク・ハミル)、フランシス(ジェームズ・デュヴァル)、マックス(アンディ・マッケンジー)。
4人は先に来てフィッシュを待っていたが、始めから険悪なムードだった。 でも5人揃うことに意味があるのだった。
デュークは、出所祝いだと言い酒を注ぐが、フィッシュはもう嫌な感じがしていた。 もう一人いて6人は、6年前に強盗をしていたのだった。しかしそこで逮捕されたのは、フィッシュだけ。 しかし盗んだはずの宝石は、最後フィッシュが持っていた。
その宝石は今どこにあるのか?そしてフィッシュはそのことを警察に話したのか?
今日の女体盛りは、特別な趣向が凝らしてある。 それは局部にフグが盛られてある。 でもそれは順番に食べ最後に食するというルールだった。 フグの毒は逆に興味が湧く食材で、しびれを味わいたくなる男たちだった。
しかしマックスはもういきり立っていた。 金の在りかが聞きたくて。 そしてそれはデュークがフィッシュを追い込み始めるのだった…
 
題名の「SUSHI GIRL」はこの女体盛りの女のことを言っているのです。
女はただの器、それを忠実に実行し、何を言っても反応をしません。
そしてこれから始まる拷問にも。
マーク・ハミル? どこかで聞いたことのある名前、そうです、ルーク・スカイウォーカーの彼です。 絶対わかりませんね。「スター・ウォーズ」以外の作品で私は初めて見ましたが、もう昔の面影はありませんし、このクロウという役が一番、お下劣な役でした(^^)
でもスターウォーズの新作に出るんですよね。 どこまで体を戻してくるんでしょうか? 大変気になります。
そして寿司職人役でJJ SUNNY CHIBAのクレジットの千葉真一は、始めはチョイ役なのかなと思いましたが、ちゃんと意味がある役で、最後に納得の存在感でした。
密室劇なので、退屈かと思いきや、過去の強盗シーンの回想が入るので、98分は結構面白かったです。
 
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寿司職人の男
 
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女体盛りの完成
 
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連れてこられ縛られ殴られたフィッシュ
 
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デューク
 
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フランシス
 
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マックス
 
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そしてクロウ
 
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そして宴が
 
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