おとなしそうな男が、とあるマンションに入っていく。
眼鏡をかけた、おどおどした女も同じマンションに入っていった。
決まりはシャワーを浴びること。 コンドームを必ずつけること。 見栄を張らずに、“S”サイズからつけていくこと。 そして小さいようならLサイズに変えること。 そして、トイレに行った後は必ず、シャワーをまた浴びること。 そして相手を変えるときは、これまたシャワーを浴びること。
会社員風の男(滝藤賢一)、太った男(駒木根隆介)、暗い男(池松壮亮)、軽そうな男(新井博文)の4人と、常連風の女(赤澤セリ)、見た目かわいい女(三津谷葉子)、清楚っぽい女(中村映里子)、そして眼鏡の女の4人。
いざSEXをするときは、下の部屋に行くことになっている。 はじめは誰も話をしないが、一番可愛い女の子が口火を切った。 清楚っぽい女に話しかけたところからだんだん皆が少しずつ口を開き始めた。
そして4組のカップルがだんだんできていった。 軽い男と可愛い女、会社員と清楚な女、太った男と常連女、そして暗い男と眼鏡の女。
一回終わって8人の関係がだんだんほぐれていった。 多少のシャッフルがあったが、お互いの身の上を話し始めるのだった・・・
奇妙な作品です。 劇場公開も期間が短く、気が付いたら終わっていたという感じでしたが、今回見る機会がありました。
とくにまだ若い門脇麦には、結構体当たりの演技が求められましたし、ほかの俳優陣も、なかなかの設定をこなしていました。
門脇麦は年初め公開の 「アゲイン 28年目の甲子園」 にも出演して予告編が流れ始めていますが、独特な雰囲気を持っている女優さんで注目しちゃいます。
乱交地下パーティーの話ですが、基本場と、グッズを提供するだけで、あとはお好きなように規則を守ってという、意外に秩序のある空間でしたね。
通常若い二人が最後はいい感じになると期待しますがね。
あとは赤澤ムック(セリ)の異様な存在感ですね。 ここの常連という感じなんですが、謎の女、その筋か? なんて思わせられるんですが、だれも寄り付かないんですが、そのお相手はが面白く、さらに最後にわかる正体も、なかなかでした。
設定上R18ですが、非日常をちょっと超えたい人間の一面をよく描いた作品でした。
ニートな男
普段は女子大生の女
ここでは裸になる
彼女も
集まった8人
ここではすべて脱ぐ