ジャパン・エイド・パーティー、約して“JAP”は緊急画機械体制に入った。 巨大隕石が接近しているからだった。 そしてその隕石は三角諸島に落ちた。 そしてその隕石から現れた怪獣・ベムラスは以前にも地球を襲った怪獣だった。
地球防衛軍のエースパイロット、ダン隊員(壇蜜)は、自分が出動すると言ったが、三角諸島は無人島なので、今の出動は控えるよう言ったのはタマオカ長官(森次晃嗣)だった。 それに同調したのが、イワムラ博士(堀内正美)で、さら日中間の問題を引き合いに出したのがトビヤマ参謀(沖田駿一)だ。
そこに放送が入った。 中国は自国の領土にベムラスが現れたのは、領土の侵害だと声明を発表したというのだ。 ベムラスは日本の怪獣だとのことで、三角を横取りしようというのか?
その時ベムラスは日本の本土を目指し始めた。 ダン隊員はJAPヤローで出撃の命を受けた。 ベムラスは浜浦原子力発電所に近づき始めた。 ダンの攻撃が始まった。 エースパイロットらしく攻撃は的確で、ベムラスを発電所から遠ざけさせつつあったが、なんとダンは攻撃をするたび感じてしまうのだった。
ダンは、ベムラスに夫を殺され、敵を討つために地球防衛軍に入ったのだが、今が絶好のチャンスである。 にもかかわらず、この感覚は?
ダンの知られざる過去がそれに関係しているのだった…
河崎実監督を知っていますか? 過去の作品に「いかレスラー」「ヅラ刑事」などがありま すが、意外に見ている自分にびっくり(^^)そのほかには「日本以外全部沈没」がありますが、日本以外の国がどんどんなくなり、要人が日本に亡命してくると言う作品です。
という様に、トンデモ作品を多く撮っている監督ですね。
今作品は、結構風刺が効いている作品です。 壇蜜起用もそうなんですが、この怪獣は使用済み核燃料を食べるんですね。 そしてこれがわかると、怪獣を飼い慣らし、核廃棄物処理利権を画策する、どこかで見たことのあるような首相、大統領などが出てきます。
また冒頭の感じは、尖閣諸島の領有権を巡る日中間の争いをぱろっています。
物語は、いったい誰がこの怪獣を止めるのか? ではなく、そんなことはなるようになりますというつくりになるのですが、こういった風刺をこめながら怒涛のごとく終わっていく作品です。
気が向いたらシュールさを味わってもいいかもの作品ですね(^^)
JAPのエースパイロットのダン
彼女は夫をベムラスに殺されていた
そして再び現れたベムラス
ダンはベムラス攻撃に向かう
しかし彼女にはある秘密が