anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

崖っぷちの男

2012年作品、アスガー・レス監督、サム・ワーシントン主演。
 
ニック・キャシディサム・ワーシントン)は、高級ホテルに現れた。 “ウォーカー”と名乗り高層階の見晴らしのいい部屋を選び、ルームサービスを取った。 ほとんど食事には手を付けない。 指紋をふき取り、顔を洗いメモに何かを書き始めた。 深呼吸をし、窓を開けた。
そして彼は窓の外の桟に立ち外に踏み出した。 下を歩いている人たちが早くも気がついた。 いったい彼は自殺志願者なのか?
1か月前、シンシン刑務所に彼の姿があった。 囚人同士の喧嘩をし、傷を負った顔で、上告が却下された件を聞いた。 30億円のダイヤモンドを横領した罪で服役しているニューヨーク市警の元警察官ニック・キャシディは懲役25年の判決だった。 スタッフには毎日自殺を考えているという。
同僚のマイク(アンソニー・マッキー)が面会に来て励ましてくれる。 新しい証拠を必ず見つけると言ってくれるが、あまり期待はしていない。 そして彼の父親の様態が良くないと言われる。 もう長くないと言われ暗い表情になるニックだった。
そして数日後刑務所の外をジョギングしていると、刑務官がお辞儀をした。 覚悟していたことだった。 父の葬儀には何とか出席させてくれその場で、弟のジョーイ(ジェイミー・ベル)とその恋人のアンジェラ(ジェネシス・ロドリゲス)と会った。
弟は兄に対しクズと言い殴り合いになった。 しかし乱闘中に拳銃を奪い、そこから逃走を図った。 直ちに通報を受けたパトカーが彼の奪った車を追ったが、間一髪彼は逃走に成功した。
そしてニックはあるところに行きいくつかの身分証明書とその他荷物を持ち、さらに写真も持ち出した。
そしてこのホテルに現れたのだった。 果たして彼はここから飛び降りて自殺を遂げるのだろうか?…
 
これ以上書けない話ですね(^^) 冒頭から自殺志願者として出てくるので、飛び降りる事はないのでしょうが、目的がわかるまでは、結構騙される展開ですね。
この後ネゴシエーターエリザベス・バンクス演じるニューヨーク市警の女性刑事リディアが登場しますが、彼女を指名したのは、ニックなんですね。
ここが彼の賭けの瞬間でした。
公開時に見逃して、結構評価の分かれていた作品でしたが、サム・ワーシントンがいい味を出していて、ちゃんと悪役も設定されていて最後のオチも良かったですね。
また謎の男・ウィリアム・サドラーが良かったですね。 始めの登場シーンがあまりにも自然でした。やられましたね(^^)
 
イメージ 1
いきなりの自殺志願者?
 
イメージ 2
ビルの下は騒然となる
 
イメージ 3
ネゴシエーターのリディアが呼ばれる
 
イメージ 4
同僚のマイクも来るが
 
イメージ 5
そしてこの男
 
イメージ 6
説得を続けるリディア
 
イメージ 7