2017年作品、ロブ・パラティーナ監督、キャロライン・イヴァリ スティーヴン・ブラウン セドリク・ジョナサン マイケル・マルセル出演。
カリフォルニア州クレストライン・ガイラ天文台。 地球に接近する天体が3個確認された。 だが、その天体は質量の割には速度がとても速かった。 天文台の職員は疑問を抱くが、考えても理由は分からなかった。 天体は3カ所に落ちた。 カリフォルニア州パームデール 変電所、カリフォルニア州ロサンゼルス 製油所、テキサス州パラシオス 原子力発電所の三か所だった。
カリフォルニア州ビクタービル。 テント内に設置したシステムを使い、戦闘機の訓練が行われていた。 特殊なヘルメットを被り脳波で戦闘機を操るのだが、イシロウ(セドリク・ジョナサン)は思わず操縦桿を握ってしまう。 エマ(キャロライン・イヴァリ)はチームの中でも操縦能力に優れ、ブルース(ミショーン・ファイギン)は前よりも向上していた。 ブルースは車椅子生活でイシロウは義手を使っているなど、彼らは身体に何らかの障害を抱えていた。
チームを率いているエマは、パイロットをサンディ(Ana Zimhart)とフレディ(マイケル・マルセル)に変えて訓練を行うことにした。 その前に国防高等研究計画局(DARPA)の本部に連絡を取ろうとするが、なぜか電話が通じなかった。 その時、遠くの方で煙が上がっているのが見えた。 エマの携帯が鳴り父から電話がかかってくるが、電波が悪くほとんどしゃべることができないまますぐに切れた。 エマは不安を抱き、父(スティーヴン・ブラウン)に会うために天文台に向かった。
車が突然止まってしまい、エマは近くにあったガソリンスタンドに向かった。 すると、突然建物に電気が走り、車のエンジンがかかった。 何が起きたのかよく分からなかったが、再び車に乗って天文台に向かった。
エマは父のベンに会い、国内の62%が停電になっていること、隕石が落ちてきたことを教えられる。 無事だったことに安堵したのも束の間、エマは父と口論になってしまう。 元パイロットであるベンは、研究者としてではなくブルーエンジェルスのパイロットとして活躍することをエマに望んでいた。 だが、墜落の恐怖を味わったエマは、パイロットに戻るつもりはなかった。「ニューロ・ジェット・システム」(脳波で戦闘機を操る)の開発に尽力を尽くすことを望んでいた。
ベンは隕石を調べるため、車椅子を動かし衝突現場1を確認した。 杖を使って隕石を取ろうとするが、地面が揺れて窪みへと落下してしまう。 その時、巨大な生物が目の前に現れた。
エマやサンディ達は戦闘機が何かにやられてしまうのを目撃する。 その何かは目で追えないほど高速で動き、じっと見ていると目が回って吐き気と頭痛が起こった。 しかし、「ニューロ・ジェット・システム」で使うヘルメットを被れば、体調の異変は起きず巨大な飛行生物が戦闘機を攻撃したのが見えた。
エマは「ニューロ・ジェット・システム」を使えば巨大な生物と戦えると確信し、空軍基地に向かうことにした。 実際の戦闘機で使ったことはないため、ブルースは不安を抱く。 そんな中、巨大な飛行生物が着地した。 エマは空軍を説得するにも、生物に関する情報を集める必要があると判断した。 ブルースを車に残し、サンディ達と一緒に生物を確認しに行った…
エイリアンと戦うのが、ハンデを持ったチームというのは斬新でした。
監督はロブ・パラティーナ、作品を見るのは初めてです。
主演はエマ役のキャロライン・イヴァリ、この作品以外クレジットはないですね。
父のベン役はスティーヴン・ブラウン、彼も同じです。
物語は、ハンデキャップを背負ったチームが、あるシステムで戦闘訓練を行っていました。 そこに3個の天体が地球に接近、そしてエイリアンが現れます。 人型でなく、翼竜のような、そして素早い動きの生物でした。 目視ではとらえられず、目で追うとみているほうがついて行けず体調も悪くなります。 しかしエマたちは、彼らをとらえる方法を発見します。
今作はテレビ作品ということで、やはり設定勝負ですね。 劇場公開レベルではもちろんありませんが、アメリカはこういうものも90分枠でサクッと作れるんですね。
エマを中心にしたチーム
地球に飛来した3個の物体から
彼女たちが生物の特徴をつかむ
しかし、どんどん破壊されていき
手が付けられない
そして攻撃開始