anttiorbの映画、映像の世界

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エンダーのゲーム

 
近未来、昆虫型異星生命体フォーミックの襲撃により地球は大打撃を受けた。 滅亡を逃れたのは1人の指揮官の犠牲によってであった。 フォーミックからの再襲を食い止めるために、国際艦隊は世界中から天才児を集めて司令官育成教育をするバトル・スクールを設けた。
それから50年、再度の侵略は無かった。 天才児たちはゲームを与えられ、直観力の優れた者を選んでいるのだった。
訓練長官のグラッフ大佐(ハリソン・フォード)は、アンドルー・“エンダー”・ウィッギン(エイサ・バターフィールド)という少年に注目する。 彼をひそかにリサーチしている。 彼の兄も候補だったが、粗暴すぎて落第をしていた。
しかし若年の彼がゲームに勝つと、面白くない輩 がいる。 そんな奴ほど負けた腹いせに襲ってくるのだった。 しかし、アンドルーはきゃしゃな体とは裏腹に、決して負ける戦いをしない。 そして、一度戦うと容赦なく敵を痛めつけるのだった。 それはもう二度と戦おうとすることをしないようにするためだった。
首の後ろに着いた装置を取られたアンドルーは、家に帰ると、徹底的に蹴りつけたことを悔やんでいた。 そんな彼を慰めるのは姉のヴァレンタイン(アビゲイル・ブレスリン)で、事あるごとに喧嘩を吹っ掛けてくるのは、粗暴な兄・ピーター(ジミー・ピンカク)だ。
モニターが外れたことを落第と思っていた家族のもとに、大佐とグウェン・アンダースン少佐(ヴィオラ・デイヴィス)が訪ねてきた。 モニターを外した後の行動を見ていた彼らは、合格で次のステップに進まないかという誘いだった。
大佐たちは、今の子供たちの中で、英雄メイザー・ラッカム(ベン・キングズレー)のような人材を作ることを力説した。 そしてアンドルーは大佐に従うことを約束した。 3人兄弟は今までみんなその試験にトライしていたが、結局合格したのがアンドルーだった。
宇宙のステーションで次の訓練を受けるためにシャトルに乗り込んだ彼は、そこで同じように選ばれてきた者たちと会う。 初めて味わう無重力、酔う者もいた。 しかしアンドルーはその面白さに気がついた。 上も下もない空間の面白さに気付いた者は彼だけだったのだ。
新人たちは黄色い服を着て、黄色のライトに従って部屋に行く。 大佐と少佐は早くも彼を孤立させ、指揮官にさせる第一段階の訓練をさせている。 そこに現れたのはダップ軍曹(ノンソー・アノジー)だ。 威圧的な彼の号令に従う新人たちだった。
訓練が始まった。 50年前の戦いのビデオを見せられ、相手母艦に突撃するラッカムの機、そこで画像は終わった。 しかしアンドルーだけは何かに気がついていた。
そして過酷な訓練は続いた・・・
 
これは見たかったのですが、字幕版の上映館が少なく、泣く泣くスルーした作品でした。 子供対象にされたんでしょう。  
エンダーシリーズの読者層のためでしょうが、なかなかの作りで、字幕版が劇場で見たかったですね。
確かに10代の俳優たちが主で、ハリソン・フォードベン・キングズレーヴィオラ・デイヴィスが脇に回っていて、子供たちに親近感が湧くキャストですし、基本ゲームの世界ですから…
ただいろいろラストに繋がるキーワードがあり、それをよく見ていると、ラストのバトルの意味が予想できました。 DVDの未公開シーンでは、ネタバレのシーンが多く、カットしてしかるべきと思いました。
ただこの設定は、宇宙戦艦ヤマトに似ている感じがしました。 それがシュミレーションにされていてショートカットされている、そんな展開に見えました。
若い俳優たちが多く出ていますが、結構これからいろんな作品に出ていく感じの少年少女たちで、そんな意味でも見ておくことといい作品かもしれません。
シリーズなので、続編ができるような気もしますね。
 
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選ばれたアンドリュー、仲間たちと出会う
 
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彼の唯一に理解者、姉のヴァレンタイン
 
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訓練が始まる
 
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無重力空間
 
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ステップは進んでいく
 
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そして戦闘訓練となっていく
 
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