2007年作品、スティーヴ・ベンデラック監督、ローワン・アトキンソン主演。
雨降るある日、ミスター・ビーン(ローワン・アトキンソン)がやって来たのはある抽選会場。 もう抽選は始まっている。 屋根の修繕費のくじだ。
南フランスの旅が一等、そして200ユーロとビデオカメラもついている。 “919”が当たりだったが、彼は“616”だと思いくじを放り出してしまった。 しかしよく見るとさかさまだった。
なんと当たってしまったのだった。 さてどんな旅になるのだろうか?
まずはパリを目指す。 ひたすら思い浮かべるのはビーチのビーン。 まずはパリに入り、そして“ライオン駅”にタクシーで向かうことになるのだが、早くもタクシーを乗り間違え、別の駅に着いてしまった。
やっと乗った13時5分発、ビデオ撮影を頼んだ同じ列車に乗るはずだった男を、撮影に夢中でおいて行くことになってしまった。 列車の中に一人残された息子ステパン(マックス・ボルドリー)の機嫌を取り、次の駅で、父を待っていたが、ビーンも心配になり、ステパンと一緒に待っていると次の列車は通過してしまいまたもすれ違い。
二人はまた次の列車に乗るのだが、チケットを駅に置き忘れて、二人は列車から降ろされてしまう。
ひょんなことから始まった少年ステパンとの旅だが、彼は誘拐犯とされてしまうのだった…
1作目のビーンもそうですが、長編になると物語に部分がなかなか作るのが難しいですね。
昔NHKでビーンの作品をやっていて、そのシュールな笑いが結構好きで、DVDを買ってしまいました。
短編がいっぱいなので大変見やすく、よく家族で見ていました。
今回の作品は、相変わらずのお恍けビーンで、なるようになってしまうのですが、ここで後半出てくるヒロインのサビーヌ(エマ・ドゥ・コーヌ)が可愛かったですね。
役どころとしては、女優の卵ですが、ビーンのおかげでシンデレラストーリーになります。
またくそ面白くない映画の監督・主演をしているカーソン・クレイ役でウィレム・デフォーが出ています。 お笑い作品での彼もまた独特な味がありますね。
90分作品で短いですが、時間的にはこのあたりが良いくらいですね。