2011年作品、ニール・バーガー監督、ブラッドリー・クーパー主演。
作家とは名ばかりのエディ・モーラ(ブラッドリー・クーパー)は出版契約を交わしたにもかかわらず、原稿を一行も書けていない。 ホームレスのような風貌で酒に溺れ、仲間に構想を話すが、誰も相手にしていない。 ただひらめきを待っているだけ。 恋人のリンディ(アビー・コーニッシュ)もそんな彼に愛想を尽かして、別れると言って去ってしまった。
そんな時、昔の彼女のメリッサ(アンナ・フリエル)の弟のヴァーノン(ジョニー・ホイットワース)と偶然再会する。 メリッサには強烈にフラれたので気まずいが、ヴァーノンは馴れ馴れしく近寄ってくる。 以前薬の売人をしていた彼なので、関わり合いになりたくはないのだが。 メリッサの近況を聞くがヴァーノンは答えない。
そして彼は変な話を始める。 今自分は薬品会社のコンサルタントをしていると言い、今のエディにはこいつが役に立つかもといって、開発されたばかりの新薬NZT48を差し出す。 通常20%しか使われていない脳を100%活性化する薬だという。 全く信じることができないエディに、実はこれは高いんだが、特別だと言って強引に渡すのだった。 そして時間が無いと言って立ち去ってし まった。
安アパートに戻ると、どうせこのままではと思い一錠飲んでみる。 ドアに大家の若奥さんがいて、家賃が溜まっているとえらい剣幕だった。
その瞬間だった。 いきなり脳が開花した。 見えなかったものが見え始め、どこかで得た情報が前頭葉で結びつき断片が合わさり有用な情報になる。 あっという間に彼女はエディに心酔していた。 ゴミ屋敷だった部屋も一変させ、何が有用で何が要らないのか一瞬で判断できるのだった。 すべてが頭の中で秩序立っている。 感覚が研ぎ澄まされているのだった。 仕事もあっという間に捗った。
翌朝起きると、元に戻っていた。 薬の効き目が切れていたのである。 早速原稿を持っていった。 帰るとすぐに留守電が入っていた。 原稿を呼んだ出版社からすぐ来いとの連絡だった。
そしてすぐにヴァーノンのところへ行くエディ、しかしエディは顔に怪我をしており、昨日とはうって変わって何かにイラついていた。 もっとNZT48をくれというと、クリーニング店に行って洗濯物を取ってきてほしい、そして朝食もというが、そんな事など薬のためならといいすぐに済まして帰ってくると、なんとヴァーノンは殺されていた。警察に電話をして待っている間、やることはただ一つ、この家の薬を探すことだった。 あった!結構な量が、そして警察で取り調べを受けたが、決して薬の事は話さなかった。 そしてエディの人生は変わった…
こんな薬があれば、良いですね。 麻薬の一種なのでしょうか? 止めると禁断症状が出るようなんですね。 しかし処方(1日1錠?)を守っていると安定して力を発揮できるようです。 簡単なトレーニングで100%身になるなんて夢の特効薬ですね。
でも出る杭は打たれるの通り、まずてっとり早く金を増やすために、元金を借りた男が曲者でした。 結局最後までしゃぶられ、危機一髪まで追い込まれましたね。 また大きな協力者で大物投資家カール・ヴァン・ルーン(ロバート・デ・ニーロ)が出てきますが、やはりどちらが利用するかで、なかなか関係はしっくりいきませんでした。 まあ薬に頼ってはいけませんが、副作用が無ければ夢の特効薬ですね。 未練たらたらの作品でした(^^)
元カノの弟と出会う
彼からもらった薬で生活が一変
リンディとも
ビジネスも
この男と事業を