anttiorbの映画、映像の世界

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ヘイル、シーザー!


1950年代、ハリウッドが “夢” を作り世界中に贈り届けていた時代。 ざんげ室に入って告白をしている男・エディ(ジョシュ・ブローリン)、彼は禁煙を破り数本タバコを吸っていたと告白している。 それも朝の4時にだ。
スタジオの命運を賭けた史上空前のスペクタクル超大作 「ヘイル、シーザー!」 の撮影が始まっていた。 多くのエキストラを使い、コストも莫大にかかっている。 さらにエディは、各宗教界の大物を招いて、表現上問題がないかと確認をしてもらっている。 なかなか4人の意見が合わないが何とか問題無しとなり一安心。 これで脚本通りいけると思った。 
撮影は一気に酒を飲み干すシーンが行われていた。 しかし不振な鼓動をするエキストラがいた。 そし てその男は、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)のカップに何かを入れていた。
乾杯をしてそれを飲み干すウィットロック、しかしその後彼は急激な眠気に襲われ、二人のエキストラに連れ去られてしまった。
またどこかで飲んだくれているか、女のところにいるかと思われていたウィットロックだったが、どこにもいないことがわかり、そしてしばらくして脅迫状が届くのだった。
スタジオが大混乱に陥る中、“スタジオの何でも屋”のエディは、身代金を用意し、ウィットロックの行方を捜し始める。 そして、お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がどヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など撮影中の個性溢れるスターたちを巻き込みながら 、エディは難事件に挑んでゆくが…

監督はコーエン兄弟、前作は 「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12376215.html 、フォーク・シンガーのルーウィン・デイヴィスをオスカー・アイザックが演じていましたが、ちょっと地味なつくりの作品でした。
今作は一転して豪華キャストになっています。 主役はジョシュ・ブローリン、彼の演じるエディは本当に何でもやらされる便利屋でしたね。 その割には時間に追われ、おそらく収入もそんなに高収入ではないんでしょうね。
作品中に彼のところに、他業界から引抜が来ることからもわかりますし、映画業界が、そろそろ迎える変革期、テレビの世界が近づいてきているのがわかりますね。
そして大物俳優にジョージ・クルーニー、さらにここは映画スタジオなんで、いっぱいスターがいるんですね。 
そして同時にいろんな映画を撮っている。 ミュージカル、アクション、恋愛もの、チャニング・テイタムのシーンがなかなかなんですが、ここの映画のちょっとしたエキスも楽しめる作品にもなっています。
作品はちょっとしたサスペンスなのかもしれませんが、笑いあり、歌あり、そして映画愛ありの作品でした。

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双子の記者のサッカーに捕まるエディ

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スキャンダルを起こしそうな女優ディアナ

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ミュージカルスターのバート

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ロープは天才的だが、大根役者のオールデンに監督が・・・

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そして誘拐されたウィットロック

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