anttiorbの映画、映像の世界

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13ゴースト

2001年作品、スティーヴ・ベック監督、トニー・シャルーブ主演。
 
ここは車のスクラップ置き場。 そこに大型ローリー車と、数台の車が入ってきた。 何やら機材を積んでいる。最後に入って来たクラシックな車、そこから下りてきたのはサイラス・クリティコス(F・マーリー・エイブラハム)。 サイラスは男を一人連れてきていた。 彼はデニス・ラフキン(マシュー・リラード)、彼は何かを感じる能力を持っている。
安定剤を飲もうとするとサイラスは止めた。 「今は飲むな」 もう彼は何かしら感じ始めているのだった。 彼が感じているのは、この世のものではない。 彼はここに何かを集めに来ているのだった。
“破壊者”? そこにサイラスの行動を止めようとするものが現れた。 デイモンとカリーナ(エンベス・デイヴィッツ)だ。  カリーナはトーチを持っている。  なぜ? そこでやっとサイラスの目的がわかった、 彼は死人=幽霊を集めているのだった。
12体のゴースト、いや彼は13体目も集める気でいた。 いったいなぜなのか? しかしゴーストの力は強く、作業員は悉く殺されていく。 見えるのはデニスだけ。 見えない敵にどんどん殺されていく作業者たち。 やっとのことで12体目を捕獲したが、デイモンは死に、そしてサイラスも・・・
アーサー・クリティコス(トニー・シャルーブ)は、半年前に火災で家と妻のジーンを亡くしたばかりだった。 そこに音信不通だった大富豪の叔父・サイラスが亡くなったと言う知らせが入った。 娘のキャシー(シャノン・エリザベス)と息子のボビー(アレック・ロバーツ)と子守のマギー(ラー・ディッガ)との暮らしだが、そこに来たのは弁護士のベン・モス(JR・ボーン)だった。
死後見せるようにと言われていた映像を見せられ、贅沢を極めたこの家を継いでほしいと言う遺言が入っていた。 妻と家を失った家族は、いきなりの話に喜ぶのだが、これは大変なことに始まりだった…
 
これって1960年作品のリメイクらしいのですが、1960年版ってどんな出来だったのか、ちょっと知りたくなりますね。 だいぶ設定が変えてあるんでしょうか? 相続しようとした家は、超近代装備の家ですし、ゴーストを捕獲しようとする機材も結構凝っています。
主役のトニー・シャルーブは 「メン・イン・ブラック」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/5528282.html や 「スパイ・キッズ」 ではちょっとイカレタ?役で目立ってますが、今回は逆の立場で愛情を取り戻す父親役を演じています。 
生贄的なゴーストたち、その中には・・・というお話ですが、死んだはずのものが生きていたり、敵は味方にと、ホラー以外の要素も入っていて、さらにホラー要素も強く、容赦ない攻撃が結構いいですね。 アメリカ興行成績もB級っぽいのにかかわらず健闘したそうです。
そこそこ良くできている作品ですね。


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ゴーストたちが

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集められていく

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集められたゴーストたち

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相続を受けた奇妙な家

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そこで起こる惨劇

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