2013年作品、プラッチャヤー・ピンゲーオ監督、トニー・ジャー主演。
そこに、象を買いたいと象キャンプを経営しているスチャート(Adinan Buntanaporn )たちがやってくる。 しかし、カームは、象を売ることを頑なに拒否する。 一端、引き下がったかにみえたスチャートたちは、カームの不在を狙い、象を盗み出していった。
激怒したカームは早速スチャートのもとに急行、そして部下たちを片付け、彼に迫って行くが、様子がおかしい。 そう彼はすでに殺されていたのだった。 そしてそこに現れたのがスチャートの姪で、双子の姉ピンピン(ジージャー・ヤーニン)と妹シューシン(ティーラダ・キティシリプラサート)だった。 彼女たちも武芸に長けていて、さっそくカームに襲い掛かってきた。 説明や言い訳をする暇がないばかりでなく、早くも警察が駆けつけてくるので、カームは逃走する羽目になってしまうのだった。
警察も、現場に居合わせたカームを犯人と断定し追跡を開始する。
そんな中、インターポールのエージェント、マーク(ペットターイ・ウォンカムラオ)が極秘任務でタイに到着し、現地警察と協力することになるのだった。
一方、複数の追っ手をかわしカームはようやくコーンの居場所を見つけ出すが、そこは国際的犯罪王LC(RZA)が運営する世界中の一流格闘家 “ナンバーズ” を集めた地下格闘リングだった。
やがて、LCの構想する特殊ミッションのため、凶悪にして美しいトゥウェンティ(ラータ・ポーガム)、悪魔の如きNo.2(マレセ・クランプ)といった刺客たちにカームを倒し、捕らえよとの指令が下る…
さて、「トム・ヤム・クン!」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14934608.html の続編、邦題が “マッハ” シリーズのヒットにより、ほとんど関係の無い題名が着いてしまいましたね。 まあそもそも “マッハ” という題名自体がよくわかりませんが、なんとなくイメージは浮かぶかも。 この作品も原題は 「TOM YUM GOONG 2」、英題は 「THE PROTECTOR 2」 となっています。
監督主演は一緒、そしてマーク役のペットターイ・ウォンカムラオも引き続き出演。 今作は故郷のタイでの任務となるんですが、客分的で居心地の悪い雰囲気ですね。オーストラリアでもアジア系としてちょっと微妙な立ち位置で、そういう存在なんでしょうか?
そして今回の見どころはジージャー・ヤーニンが出演している所でしょう。 双子の姉役で、妹役のティーラダ・キティシリプラサートは、ちょっと病弱で、敵に殺されてしまいますが、彼女は最後まで戦い切りますね。 ラストでは、トニーとベットターイと3人での連携プレーになってきます。
そしてアクションシーンもスケールがどんどん大きくなっているのが今作。 鉄道を利用したアクション、大型トレーラーから、橋にツッコミ一回転のシーンは圧巻ですね。
前作ではプロレスラーが数人投入されましたが、今回は地下格闘リングのツワモノが相手でした。
またしっかりアクションが堪能できながら、象との絆を描いたドラマも見どころですね。
いきなり戦うことになってしまった
姉妹とも襲い掛かってくる
バイク軍団も
戦いは続き
彼女たちも襲われる