anttiorbの映画、映像の世界

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シャレード

 
列車が走ってくる、その列車から一人の男が落ちてきた。 落ちた男は死んでいた。
フランスの冬の観光地。 レジーナ(オードリー・ヘップバーン)はフランスの友達・シルビー(ドミニク・ミノット)とスキーを楽しんでいた。 彼女はやけ食いをしている。 シルビーに理由を聞かれると、夫との離婚を決意していると言うレジーナ。 夫・チャールズと信頼関係が築けないというのだ。
秘密、嘘が多いとこぼすレジーナ。 そこにピーター(ケーリー・グラント)という男が現れた。 彼は独身で、レジーナはこれから離婚するとピーターに言う。
パリのアパートに帰った彼女は、中がもぬけの空になっていることに驚いた。 家具も洋服も一切ない。 そこに現れた男、パリ警察のグランピエール警部だった。 そして彼は一緒に来てほしいと言う。
連れて行かれたのは夫の遺体の場所だった。 遺体を夫と確認した彼女は、遺体はボルドー鉄道の線路わきで発見されたことを聞かされる。 パジャマ姿で発見されと言うのだった。
そして舟の乗船券を持っていたこと、家財道具を売っていたこと、しかしそのお金が無いこと、125万フランを持っているはず、そんなことを知らされ、そしてお金のありかを聞かれるレジーナだった。 しかし何一つ知らない彼女。
遺品を渡され、もぬけの空のアパートに戻り、途方に暮れていると、なんとピーターが訪ねてきた。 新聞で見てお悔みに来たと言うのだ。 そして寂しい葬儀の最中、3人の見知らぬ男がやって来た。 
そしてお悔みというより、何かわけありの表情を見せて行った。 そしてそれから彼女に対して危険がどんどん迫ってくるのだった…
 
死ぬ間際に見せた謎の行動の夫、そして謎の死、そして実は訳の分からない男だった夫。 顔は映りませんが、それが一層謎解きをこれからするぞという気分にさせてくれます。
ケーリー・グラントは、私はヒッチコック作品でよく見ますが、これも謎解きサスペンスですから、よく似合っていました。 大金を夫はどこに隠したのか? 本当にあるのか? そして起こる連続殺人、おっかない要素満載ですが、オードリー・ヘプバーンのキャラが、ちょっとコミカルな感じになっていて、また彼女は絶対安心っていう感じがして、怖いところが緩和されますね。
でも、強面のジェームズ・コバーンジョージ・ケネディがそのあたりを必死で醸し出していましたね。 鍵爪なんて後のいろんな作品で使われる感じですね。 
でもヘプバーンは可愛いですね。 いつまでも作品に残る彼女の魅力ですね。



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やけ食いをしているレジー

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雪山で知り合ったピーターと行動を共にすることに

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変な男たちに狙われ始めるレジー

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ジーナを守ろうとするピーターだが、彼は一体?

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エキゾチックな彼女

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