anttiorbの映画、映像の世界

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潜在殺意

1996年作品、エイミー・ホールデン・ジョーンズ監督、ハル・ベリー主演。

逮捕されたジョジーポテンザハル・ベリー)は事件を担当するロン・ルイス刑事(フランキー・フェイソン)の前で供述を始める。 彼女はどうしてここにいるのか?
ジョジーの夫・トニー(クリストファー・マクドナルド)は愛人を作っていた。 彼女にも恋人ジェイク(クライヴ・オーウェン)がいる。 しかし彼女は、このままではダメだと思い、自分も優しくするのでお酒をやめて欲しいと懇願し、夫婦仲を修復するため、旅行を計画する。 しかしせっかくの旅行も、山荘を借りて泊まるが、トニーは一人で酒を飲んで寝てしまう。
翌日、トニーは仕事に戻り、ジョジーが独り残った。 彼女は酒場で飲んで帰り、道で迷ったうえにエンストしてしまう。 そこに来た小型トラックの運転手コール・ウィルソン(ピーター・グリーン)が通りかかり、紳士的な態度で山荘まで送ってもらった。
翌日、車を修理したコールはジョジーを夕食に誘う。 紳士的な態度を取り続けるコールの誘いに乗り、身の上話をしたジョジーは、コールにあおられてトニーが死ねばいいと口走ってしまうのだった。
それを聞いたコールは、帰り道で突然異常なスピードを出し、トラックを暴走させ山荘の門を突っ切る。 身の危険を感じたジョジーは、銃を向けてコールを追い返した。
しかしコールは 「後悔するぞ!」 という言葉を残して帰って行くのだった。 そしてその後、家に戻ったジョジーは、トニーと仲直りし、夫婦に平和が戻ったのだった。
しかし、雨の夜、帰宅途中のトニーはジョジ-にこれから帰ると電話を入れ、金を降ろした後、後部座席に隠れていたコールに銃を突きつけられた。
二人は公園で降り、逃げるトニーをコールが撃ち殺す。 その後、コールはジョジーの家に押し入って、トニーを殺した自慢話を始める。
彼はジョジーがトニーの殺害を依頼し山荘で銃を渡したと言い出した。 罪を着せられたくなければ3万ドルよこせとジョジーを脅すのだった…

ハル・ベリー主演の20年前の作品、彼女が駆け上がって行く当時の作品ですね。 この後 「X-MEN」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14347488.html シリーズに出演、「チョコレート」 でアカデミー主演女優賞を取ります。
監督はエイミー・ホールデン・ジョーンズ、「レリック」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12460119.html で脚本参加をしています。 コール役のピーター・グリーンが、悪役なんですが、彼は 「マスク」 「ユージュアル・サスペクツ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6146425.html に出演歴があります。 今作はねちっこい悪役ぶりが良かった。
そして一見地味な役でクライヴ・オーウェンが出演。 頼りない恋人役ですが、実は彼にもいろいろ秘密があるんですね。
物語は、夫を殺され、犯人に一応疑われるという展開の妻の苦悩として進んでいきます。 莫大な資産家でハリウッドのテレビ局の偉い人物の夫が逆恨みから殺されるという、大胆な展開。そして妻が疑われ脅される。
しかし、実は二重三重のどんでん返しがあるという事なんですがね。 これ大変惜しい作品、ラストで実は!となるんですが、その前ふりはあいまいで弱いんですね。 多少 「へー!」 とはなりますが、もうちょっとそこに至るまでの小ネタがふりまかれていても良かったところでした。

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関係を修復した夫が殺される

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殺した男はわかっているのだが

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しかし彼女にも弱みが

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苦悩するジョジ-

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彼女はどうなるのか?

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