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最後のマイ・ウェイ

2012年作品、フローラン=エミリオ・シリ監督、ジェレミー・レニエ、ブノワ・マジメル、マルク・バルベ出演。
 
1939年、エジプト。 クロード・フランソワスエズ運河の通航を管理する父・エメ・フランソワ(マルク・バルベ)と派手好きな母・ショウファ・フランソワ(モニカ・スカッティーニ)の間に生まれる。 父は厳格な性格だが、息子を愛していて、将来は自分の会社に入ってくれることを期待していた。 クロードも運河を通る巨大な船を見て、そうなる物だとも思っていた。 父を尊敬していたのだ。
しかし、エジプト政府がスエズ運河を国有化すると宣言。 そして第二次中東戦争が勃発する。 現地で働いていた外国人は、一斉に逃げ始めた。
そんな中、父は今まで付き合いのあったエジプト軍の大佐に、自分たちを保護するように要求するのだった。 しかし大佐は、そんなエメの頼みを屈辱的に殴り返すのだった。 大きなショックを受け、脱出船に乗り込むときに塞ぎこむ父。 そんな父の姿を初めて見てまたクロードも大きな衝撃を受けるのだった。
モナコへ移住した一家は、今までの生活とはかけ離れた貧乏暮しになってしまった。 父のコネで、銀行の窓口の仕事をしていたクロード(ジェレミー・レニエ)は、昔からの夢であった音楽の仕事をしたいと思うようになった。 そして地元の楽団のテストを受けに行き、晴れて働くようになる。 しかし父は猛反対だった。 もう二度とお前とは口をきくことは無い。 そう怒って言うのだった。 そしてクロードは家を出たのであった。
始めは彼はドラムをやっていたが、歌を歌いたい彼は、だんだんとボーカルをやるようになった。 そして、姉・ジョゼット・フランソワ(サブリナ・セヴク)の結婚相手のコネを使ってレコード会社に売り込みに行くのだった。 何度も通う中何とかデビューにこぎつけるのだが、なかなか売れない。
しかし1年後、ある歌を別の歌手が歌うという話を耳にした。 「この歌は自分が歌うべきだ」 そう思った彼は、猛烈に自分を売り込みこの歌を歌わせてもらえることになった。 そして彼の歌はヒットしたのだった。 アイドル歌手・クロードの誕生だった…
 
マイ・ウェイ”は彼が作った曲だったのは初めて知りました。 英語の歌詞をポール・アンカが付け、フランク・シナトラが歌って、世界的大ヒット曲となりましたね。 日本でも、日本語だったり、英語だったりしてカラオケで十八番にしている方も多いのではないでしょうか?
原曲は「Comme d'Habitude」(「いつものように」の意)というフランス語の死が付いている曲で、作品中に唄われていますね。 
ジェレミー・レニエがクロードの役をやっていますが、写真で見るクロードと雰囲気が似ていますね。 この作品は、クロードの一生を描いて伝記的作品ですが、彼の成り上がっていく姿は、とても能動的ですね。 
とかくこの手の作品は裏では黒い部分が描かれるんですが、彼は女性以外はクリーンな感じでした。 何度か離婚や別れを経験しますが、浮気というよりは、彼の孤独さを埋めるために、近くでピントが合った女性を引き入れてしまう感じで、決して妻やその時の彼女を愛していないわけではないところが、人間的に親しみを持てますね。 
これから熟年期を迎え、人生の第2ステージという時に、彼は突然事故死してしまいます。 人生を大急ぎで駆け抜けていった一人の歌手の物語でした。大変面白かったです。(G)

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堅実な道を捨てて

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歌手の道へ

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そして成功するが

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しかし女性問題は多かった

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しかし彼はある日・・・

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