anttiorbの映画、映像の世界

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夜明けの街で

2011年作品、若松節朗監督、岸谷五朗深田恭子主演。
 
大手建設会社のエリート社員、渡部和也(岸谷五朗)は親友の新谷(石黒賢)とバッティングセンターに来ていた。 新谷は“俺たちはすでに男ではない”と言いながら、たった一人でここにきている女を見ていた。 なかなかの美人だった。 こっちを見て微笑んでいる。 そして3人でカラオケになだれ込んだ。
実は彼女は渡部の会社の女の子だった。 先週入ってきた仲西秋葉(深田恭子)という子だった。 そんなことで彼女を送っていくことになったが彼女は泥酔していた。そして見事彼女は渡部のスーツにゲロしてしまった。
次の日、会社で彼女からある場所に誘われる渡部、黙ってついて行くとなんと彼女は新しいスーツをお詫びに作ってプレゼントするという。 そこで渡部は彼女を叱るのだった。 そんなことをしてくれるより、ごめんなさいが聞きたいんだと。 
涙を浮かべて自分の不器用さを詫びる秋葉、そしてせめて食事をということになる二人。 彼女はサーフィンが好きだという。 なんとなく一度やってみたいという渡部。そ こを秋葉は突っ込んできた。 「本当にやりたいなら誘います。」
そして行きがかり上、行くことになった渡部だった。 渡部は美しく従順な妻、有美子(木村多江)と一人娘に囲まれて、幸せな生活があった。 しかし秋葉にだんだん惹かれていく自分があった。 しかし秋葉は謎の多い女だったのだった…
 
最近女優として幅が広がり、可愛いだけでなく美しい面もふんだんに見せてくれる、フカキョンの作品です。 ラブストーリとミステリーの中間のような雰囲気ですが、ここに出てくる女性は、みんな怖い面を出しているところが面白いですね。
主役の深田恭子はもちろんですが、叔母の浜崎妙子役の萬田久子や、和也の妻の渡部有美子役の木村多江も結構怖いですね。 特に木村多江が最後に見せる恐ろしい面、この男はいずれ殺されるんじゃないかと思いました。 ラストの真相に迫るところはさほどではないんですが、渡部の妻が見せる抉るような嫉妬、これがこの作品の肝でしたね。
 
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なぞの多い女・秋葉
 
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だんだんと彼女に引き込まれていく渡部
 
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ある日サーフィンに誘われ、行くことになるのだが
 
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でも彼には家庭があるのだ
 
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