anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

スマイル、アゲイン

2012年作品、ガブリエレ・ムッチーノ監督、ジェラルド・バトラー主演。
 
スコットランドセルティックの名プレーヤー・ジョージ(ジェラルド・バトラー)、世界とも渡り合った彼だが、大けがをし36歳で現役引退をした。 仕事を得ようとカメラの前で、デモテープを作るジョージはたびたび電話に邪魔される。 それは借金の支払いの催促の電話だった。
彼は今アメリカ・バージニア州北部の町に越してきた。 妻のステイシー(ジェシカ・ビール)と別れ、9歳の一人息子ルイス(ノア・ロマックス)とは決まった日しか会えない。
現役時代の仲間にデモテープを渡し売り込むが、彼のコメントに自分との差を感じる。 ルイスは地元の少年サッカーチームに入っている。 ある日彼は、思わず少年たちにシュートを教えた。 このチームのコーチは多忙で絶えず電話で話している。その晩彼は一本の電話を受けた。 少年チームのコーチをやってくれないかというのだ。 昼間のコーチに子供たちの受けが良かったのだ。 そして保護者達も気に入っていると言う。 
彼はOKした。早速サッカーを教え始めた彼は、水を得た魚のようだった。 子供たちの動きも良くなり、ルイスはゴールまで決めた。 しかし彼は元妻の結婚をルイスから聞かされる。 今同棲しているマット(ジェームズ・タッパー)という男とだった。 彼はまだ妻を愛しているのだが、家庭を顧みなかったつけが回ってきて今の状態になっているのだった。 しかしそばに居たくて、ここに越してきたのだったが、中東の金持の豪邸の隣のセカンドハウスを借りている身だった。 新しいコーチの評判は上々だった。 特に元有名選手で一人身の彼は、ママさん連中にモテモテだったのだが…
 
バトラーは結構足元器用です。 彼はスコットランド出身なんですね。 ゴツイ役の似合うバトラーですが、今回は元サッカー選手、そして結構モテる役でした。
ママさん連中が豪華でした。キャサリン・ゼタ=ジョーンズユマ・サーマンジュディ・グリアその他にも、彼の事を見ているママさん多数でした。 やっぱり一人身のスポーツマンはモテるんですね。
それはさておき、やっぱりバトラーが出ていると、いつ爆発するかという視点で見てしまいますね。 でもこの作品では、過去に爆発した自分を必死に戒め苦悩する姿が、逆に痛々しいほどでした。 女優群も持ち味が出ていましたが、ルイス役の少年ノア・ロマックスが好演でした。 必死に別れた両親をつなぎ戻そうとする姿には涙が出ました。 失敗を心から悔い、必死な姿は必ず報われる、そんなハートフルな作品でした。
 
イメージ 1
最愛の息子と
 
イメージ 2
元妻、しかし結婚話がある
 
イメージ 3
もう一度…
 
イメージ 4
サッカーチームの父兄の方々
 
イメージ 5