門のところに古びたパトカーが待っていた。 出てきた男はジェイク(ジョン・ベルーシ)、迎えの男は弟のエルウッド(ダン・エイクロイド)。 なんて車に乗っていると言うジェイクだが、払下げのバーゲンで安かったし、パトカーは馬力があるとエルウッドは言う。
二人は育った孤児院に行くとシスターの”ペンギン”(キャスリーン・フリーマン)に資金難で税金が払えず、すぐにも5000ドルが必要だということを聞く。 また彼女はジェイクが捕まって刑務所に入っていたことを怒っていた。 そして二人は追い出されてしまったが、なんとか金を作らなければと思うのだった。
二人は共に帽子からサングラス、ネクタイ、スーツ全てを黒に統一した異様な服装だ。 そしてかつて孤児院で世話を焼いてくれたカーティス(キャブ・キャロウェイ)に相談すると、ジェームス牧師(ジェームス・ブラウン)の移動礼拝に出席することを勧められる。
気乗りのしないジェイクをエルウッドが礼拝に無理矢理連れてくると、ジェームス牧師の説話を聞いていたジェイクは突然神の啓示を受ける。 「光を見たか?」 「そうだ!バンドだ!」 そう彼らは昔やっていたリズム・アンド・ブルース・バンドというグループを再結成し、コンサートでまっとうな金を稼ごうと考えるのだった。
しかしメンバーはもうさまざま散っていた。 そして彼らはまずメンバーを再度集めることから手を付けるのだった。 まずはねぐらということで、エルウッドの狭いアパートに行く二人だが、途中警察に捕まりそれをうまく巻いてようやくついた。 そこに現れた謎の女(キャリー・フィッシャー)が彼らを狙って迫撃砲を撃ってきた。 いったい彼女は何者?…
何年振りかで観ましたね。 これは当時劇場に見に行きました。 高校生でしたね。この作品を見て、ジェームス・ブラウン、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン等を知りました。
ミュージカル仕立ての痛快コメディですが、結構すごいカーチェイスがあり、アクション映画としてもいけてましたね。 なんといっても黒づくめのふたりが最高でした。
特にベルーシはでぶの割に、軽快で、とても魅力的は俳優でしたが、たった5本の作品で33歳の若さで逝ってしまうなんて何とももったいない役者でしたね。 まあ生き方も破天荒だったらしいですが、そんな役者もいたほうが面白いと思うんですが。
のちに「~2000」という続編が出来ましたが、やはりベルーシがいないとと思いましたね。 今観ても全然色あせない凄まじい迫力の作品でした。
また「スター・ウォーズ」の合間に出演したキャリー・フィッシャーが見れるのも貴重でしたね。 レイアの鬱憤をこの作品でという感じですか。
とりあえずエルウッドの塒に、しかし・・・
なんでパトカー?
故郷の施設の借金返済のため
バンド再結成を図る
楽器店でミニライブ