小さな黒い球が送られてきた者がいる。 トップモデル、女優として活躍していた鮎川映莉子(伊藤歩)。 彼女は理由を公表せずに休業していた。
ここに行方不明事件を追う一人の刑事がいた。 彼は重田正光(山田孝之)といい、加藤と玄野の事故の後の彼らの行方を追っていた。 事故の目撃者がいるのに、死亡が確認されていない。 しかし国立博物館爆破事件の折に、加藤の姿を目撃したのだった。 しかしその頃加藤は、美術館内で千手観音に殺されていたはずだったのだが?
加藤の弟の歩(千阪健介)の面倒は、玄野と彼の大学の友達の小島多恵(吉高由里子)が、何かと通いながら見ていた。 兄さんはしばらく帰ってこられないと言いながら。
ガンツの前にまた一人の女が来た。 刑事の重田はモデルの映莉子が何か知っていると思い、彼女を駐車場で問い詰めていた。 そして重田はある集団がいることを突きとめた。
その集団は黒い球を探している。 不気味な集団だった。
その集団の男から、玄野のことを知らされるのだった。 玄野はもう少しで100点となり、願いがかなうのだった。 今は一致団結して皆がガンツのミッションを遂行しているのだが、玄野の願いは全員の復活だった。
パラレルワールドか? 全能の神か? ガンツの存在自体が少しわかる完結編ですね。 でもいったいガンツとはなんなのか? どこから来たのか? なぜ男が入っているのか? 謎をいっぱい残して終わってしまうラストはどうなんですかね。
殺伐としたシーンは相変わらずですが、結構気に入っていた各星人との戦いは、今回ほとんどないのがちょっとさびしいですね。
その代り自在にメンバーに化けることができる奴が出てくるので、却ってややこしくわかりづらくなっています。
このあたりが原作があってそれを無理矢理完結させると、どうしても無理が出てしまう所ではと感じましたが?
ただ作品としての面白さ、最後まで見させる力は強いですね。 ただ続編は無いなという作品でしたね。 一応これで終わりというエンディングになっているんで。
玄野と共に加藤の弟の面倒を見る多恵
そこに現れる謎の集団
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