anttiorbの映画、映像の世界

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デーヴ


ヘリが降りてきた場所は、ホワイトハウス。 そこから現れたのは大統領夫妻。 時のアメリカ合衆国第44代大統領ウィリアム・ハリソン・ミッチェル(ケヴィン・クライン)が夫人のエレン・ミッチェル(シガニー・ウィーヴァー)と、手を組んで帰ってきたのだ。一方ボルティモアで小さな職業紹介所を経営するデーヴ・コーヴィック(ゲヴィン・クライン)は、大統領に爪二つ。 彼のお得意は大統領の演説のまねだった。
実は大統領は影武者を探していたのだった。 シークレットサービスのデュエイン(ヴィング・レイムス)が彼を見つけた。 今まで色々候補はいたが、彼のそっくり度は群を抜いていた。
デーヴが家に帰ると見知らぬ男たちが家にいた。 いきなりシークレットサービスと名乗られたデーヴは、何か悪いことをしでかしたと思いビビるが、政府に協力してほしいと言われ、床屋に連れていかれそこで、大統領補佐官のアレクサンダー(フランク・ランジェラ)に会う。
そして大統領がスピーチをしている会場に連れていかれ、本人に会されるのだった。 そう彼は大統領の替え玉、影武者にされるのだった。
面接を終え、合格をもらったデーヴは、まずそこらを歩き回り、見破られないかどうか試していく、しかし誰ひとりわからなかった。 
そして入れ替わった大統領はその日愛人とベッドを共にしていたが、そこで異変が起きた。 重度の脳梗塞で意識不明となってしまった。 アレクサンダーと、報道官のアラン・リードケヴィン・ダン)は本来ならすぐに公表し副大統領を後任に就けるのだが、彼らはデーヴを呼び戻すのだった。
そう彼を大統領に据え、操るという選択をしたのだった。 人生が急展開をするデーヴ。 果たして彼はどうなるのか?…

マイケル・J・フォックスやジム・キャリーといったハートフルコメディ路線の作品ですね。 人生が一変する時のケヴィン・クラインの表情がいいですね。
また副大統領役のナンスを演じるベン・キングスレイが後半出てきますが、彼のひょうひょうとした演技もなかなかです
。もちろん悪役のアレクサンダー役のフランク・ランジェラも上手いですね。 
偉い人の替え玉という話は古今東西色々ありますが、日本ではコメディではなく、隆慶一郎の「影武者徳川家康」という小説が大好きですが(これは漫画にもなっています)、これは映画にしてほしいとかねがね思っています。
まあこの作品のようなコメディもいいですが、シリアスな影武者物もたまにはいいのではと感じました。
この作品の出来は最後の落ちが上手くできていて満足でした。

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緊急事態に説得されるデーヴ

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夫人のエレンと?

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一夜にして大統領

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しかし憂いを浮かべるエレン

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しかし…

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